見出し画像

今日は“アサブロ”の焼き鳥、ご紹介します。

こんにちは。JA全農広報部note編集部員Nです。ここ最近のブームは…「いかに日々、タンパク質をとるか」。卵は毎日2個食べるようにしていますが、ほかにタンパク質が豊富な食材は?と調べたところ、畜産!肉!牛豚鶏!鶏肉……焼き鳥!!!!
ということで、もともと焼き鳥好きではありますが、さらに拍車をかけて食べております。

ところで、全農グループは国産農畜産物を扱う組織ですが…、実は焼き鳥も販売しています!今日は全農グループで鶏肉の卸や中食店舗を展開する株式会社アサヒブロイラーの焼き鳥たちをご紹介します(※タイトルの“アサブロ”はアサヒブロイラーのこと。朝風呂しながら焼き鳥ではございません)。

株式会社アサヒブロイラーとは

アサヒブロイラーは、1957年から鶏一筋で事業を展開し、64年に開催された東京オリンピックの選手村に鶏肉を納入するなど、鶏肉の加工と販売を手掛ける老舗企業です。2020年4月に全農グループへ仲間入りしました。
関東を中心にデパ地下やエキナカ、高速道路のパーキングエリアなどで手焼きにこだわった焼き鳥や、鶏総菜、お弁当などを販売しています。また、埼玉工場で製造した鶏肉加工品を中心に、大手鶏肉総菜店や居酒屋チェーン、焼き鳥屋さんなどへも販売しています。

―と、アサヒブロイラーと聞いても、ピンとこないかもしれませんが、こちらはどうでしょう。関東の方は目にしたことがあるのではないでしょうか。

8ブランドで関東を中心に直営店を43店舗、展開しています。焼き鳥は18〜20種類ほどあり、店内で手焼きしています。お店の規模にもよりますが、焼き鳥7割、唐揚げやフライドチキンなどの鶏総菜・お弁当が3割となっています。

アサヒブロイラーの主なブランド

麻布あさひ
東京・麻布が発祥で、店名はここから。百貨店に展開することが多く、子どもから年配者まで楽しめるよう、トロッと粘度の高い甘めのタレが特徴です。
 
鳥麻
主にエキナカなどで展開。電車やベンチなどで食べるイメージで、調味料にこだわりサラッとしたタレになっています。鹿児島県産の「鹿児島いいとこ鶏」をメインに、岩手の「みちのく清流どり」といった銘柄鶏を使用。全国に10店舗展開していますが、そのうち3店舗(東京ソラマチ店、パサール三芳店・上り線、パサール守谷店・上り線)では、備長炭を使って焼き上げています。
 
ザ・チキンマーケット・アサヒ
「世界の鶏総菜」がコンセプトで、店頭でロティサリーチキン(ローストチキン)も焼いています。
 
みのりみのるチキン
2021年11月、二子玉川東急フードショーB1階にオープン。アサヒブロイラーの鶏総菜の開発力と、全農が持つ旬の国産食材の調達力、両者の強みを合わせて「鶏肉と野菜」をテーマにしたお店です。「鹿児島いいとこ鶏」などの銘柄鶏や、「京野菜」「加賀野菜」など全国各地の特色ある野菜を原材料に使用した「とりベジ串(鶏と野菜の串)」や「チキンデリ」などを提供しています。

焼き鳥売り上げトップ5をご紹介!

ブランドはいくつかありますが、いずれも焼き鳥や鶏総菜を扱っています(日本橋三越本店にある鳥麻では精肉を販売しています)。20種類前後ある焼き鳥、人気の串を調査してみました。

1位は意外にも(!?)「レバーねぎ串」。レバーのみのお店が多いと思いますが、ネギが付いているのがポイントです。お口直し的な存在でしょうか!!?

2位に「ももネギ串」、4位が「もも串」。ネギありの方が人気のようです。焼き鳥といえばタレと塩がありますよね。関東圏はしょうゆ文化でタレ需要が高いのですが、最近オープンした沼津店では塩が人気のよう。これは地域性でしょうか。今後、調査していきたいところです。

そして3位に輝いたのは、アサヒブロイラーの看板「つくね串」。

5位の「いかだ串」は手羽先2つを串に刺し、イカダの形になっています(だからその名前だったんですね!と、今知りました)。

ちなみに、グランスタ東京にある鳥麻では、「ささみ大葉串」が一番売れます。なぜだろう…。東京駅構内にあるので、仕事帰りの人が変わり串のツマミとして買って帰るのでしょうか??

3位の「つくね串」ですが、ほかに「5種の野菜と国産鶏のつくね串」もあります。野菜つくねは5種類の野菜が入っていて、ちょっと大人味。ゴボウの風味や食感も感じられて、これまたおいしいのです。鍋に入れてもいいですよ。 

みのりみのるチキン売り上げトップ7はこちら!

麻布あさひや鳥麻とはちょっと違うラインアップのみのりみのるチキン。こちらのランキングも調べてみました。

みのりみのるチキンでは、鹿児島いいとこ鶏を使った「ももネギ串」「もも串」が人気です。同じく鹿児島いいとこ鶏の「レバー串」は、買いに来る妊婦さんも多く、「お医者さんに言われたので…」と申告して買う人もいらっしゃるとか(言いたくなる気持ち、わからないでもない…。※部員Nはかれこれ〇十年、まだレバーが克服できていません)。
「ベジつくね串」はつくね串や野菜つくね串と違い、玉ねぎとピーマン、パプリカが入って野菜多め。野菜の量は野菜つくねより多いので、より野菜感を楽しめます。そして見た目がカラフル!

―と、物知り顔で話していますが、すべてアサヒブロイラー売店部の篠原淳担当部長、松尾隆幸次長、東急二子玉川惣菜売店(鳥麻&みのりみのるチキン)の桃井浩介店長に教えてもらいました。ここで、お三方に「ぜひ食べてもらいたい串&鶏総菜」を聞いたので、ご紹介します!

松尾次長:「レバー串」です。しっかり血抜きして鮮度管理したものを、お店に配送しています。鮮度のいいレバーを職人たちがお店で焼いていて、プリッとした食感を楽しめます。臭みがないので、苦手な人には特に食べてもらいたいです。

篠原担当部長:やっぱり「つくね串」ですね。当社は創業当時、鶏を解体して精肉を卸していましたが、途中で鶏肉加工へシフトしました。今は自社工場で、直営店で提供するつくね串をはじめ、取引先のニーズに合わせたつくねの製造もおこなっています。

桃井店長 同じく、つくね串です。シンプルでクセや臭みがないところがおすすめです。

部員N:鶏総菜では?

篠原担当部長&松尾次長:専用の圧力釜で作るフライドチキンです。実は当社が日本で初めてフライドチキン専門店を浜松町の貿易センタービルに開店しました。鶏むね肉を専用の圧力釜で焼き上げるのですが、圧力釜を設置できる直営店のみの販売となっています。

桃井店長:みのりみのるチキンではぜひ、岩手県産みちのく清流どりの「半身揚げ」を食べてもらいたいです。みのりの総菜の中でも一番売れています。一羽の鶏を半分に切って、フライヤーで揚げてからコンベクションで焼いています。半身を調理しているので、鶏のいろいろな部位を味わうことができます。

また、みのりみのるチキンは他の直営店と異なり、焼き鳥5割、鶏総菜5割のラインアップで、旬の食材を使った総菜も多く展開しています。5月29日から6月8日までは和歌山フェアを開催していて、和歌山市産の新生姜を使った「手作り新生姜つくね」とジューシーな冬瓜を使用した「冬瓜そぼろあんかけ」を提供しました。8月にアスパラガスフェアを予定しているので、旬の食材が楽しめる特別メニューもチェックしてみてくださいね。

ちなみに、今年4月にオープンしたばかりの麻布あさひららぽーと沼津店はイートインコーナーに併設しているので、鹿児島いいとこ鶏を使ったできたての親子丼を食べることができます。また、最近ではタンドリーチキンや味付け鶏肉をコープで販売したり、高島屋の食料品宅配「ローズキッチン」で「手焼き国産つくね串」と「手焼き国産もも串」を展開したりしています。
 
焼き鳥好き!と言いながら、ついいつも同じ串を食べてしまう…。ので、今回の売上ランキングやおすすめ串を参考に、苦手意識のあるレバーや新たな焼き鳥、鶏総菜を楽しみたいと思います(その前に筋トレを…)。みなさんもお近くに行かれた際は、ぜひアサヒブロイラーの焼き鳥をチェックしてみてくださいね。

直営店については、こちらをご覧ください

サムネイル画像
「アサブロの焼き鳥でホムパ!」
Model:鳥麻とみのりみのるチキンの焼き鳥&鶏総菜たち