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アラフィフの私が30歳でアトピー性皮膚炎を発症し改善のために取り組んだ事5つ

 タイトルの通り、アラフィフの私ですが、30歳の頃から乾燥肌が始まり医師にアトピー性皮膚炎と診断されました。当時は甘くみて勝手に治るだろうと放置をしていましたが、症状はどんどん悪化し、朝起きたらベッドと枕は血だらけ。粉々に包まれて暮らす生活が始まりました。
 そんな私ですが今は改善してきているので私の行なった改善策を同じ病で困っている人の為に共有したいと思います。

 1.小麦粉製品を食べない。

 所謂グルテンフリーの生活を行う事で腸の状態を改善して皮膚を強くします。原始の生物は消化器官でありますので、人の根源は内臓であると考えています。

 2.プロテインを十分に摂る。

 皮膚はタンパク質ですので必要な量のタンパク質を摂取します。人には1日に体重1キロあたり0.8グラムのタンパク質が必要との事なので、例えば90キロの私の場合は1日にタンパク質72グラムは食べる必要があります。
 スーパーで売られている鶏肉100グラムを食べれば良いのかってバカな私は考えていたのですが、この重さのほとんどは水なので鶏肉100グラムにはタンパク質は27グラムしかないそうです。
 鶏肉300グラムを1日で食べるのは結構大変だと思います。私は粉の大豆プロテインを1日のタンパク質摂取量をざっくりと計算しながら足りない分を補うようにしました。朝と夜の2回に分けて摂取することがおすすめです。
 私は大豆好きなので大豆プロテインにしましたがそれぞれの身体に合うプロテインを探してみてください。人の体は千差万別です。

 3.ゴシゴシ洗わない

 おっさんあるあるですがナイロンタオルでゴシゴシ身体を洗いたいんですよね。巷ではおじさんは忌み嫌われる不浄な生物である事を自覚していますから。でも我慢してください。お湯だけでも十分汚れは落ちます。特に汗を多くかく部位のみボディソープを利用して手のひらで優しく洗って下さい。
 人は1人で生きているのではありません。何千何万という常在菌に守られながら生命を維持しています。菌と仲良くなりましょう。

 4.化粧水(しっとり)を使う

 化粧水(しっとり)を優しく纏って下さい。特に風呂上がりはバシャバシャと惜しみなく自身に振りかけて下さい。私はどこのドラッグストアでも売っている大きなボトルに入って800円位のハトムギ化粧水を使っています。
 たまにこれだとヒリヒリする人がいるのでその時は少しグレードアップしてナチュリエのハトムギ化粧水がおすすめです。風呂上がりに化粧水を塗った後医者から処方されている薬を塗って下さい。しばらくしてまた痒くなったら化粧水を優しく振りかけて下さい。

 5.爪を深爪にする

 痒い→かく→皮膚が傷つく→皮膚の傷で痒くなる→かく→さらに痒くなる→血が出る→痒くなる→かく→手が血まみれ→皮膚が薄くなる→血が出やすくなる、、、カリカリカリカリカリカ、、

 こんな負のスパイラルに陥りますので元凶となる爪を切ります。毎日切ります。かいてもカリカリ出来ないように深爪にします。爪切りだけじゃ足りないのでやすりを使って爪の角を丸くします。かいてもかいても皮膚に引っかからないようになるまで爪を研ぎます。
 ほとんど無意識でかいてしまっているのでかくのを辞めるのは難しいのです。だから爪を奪います。

 皮膚病は見た目で困るのもありますが痒みという他人には見えない苦しみによって生活の質が著しく落ちますよね。少しでもお役に立てれば幸いです。

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