海

飲み込まれる波 私は助からない
水だから！

すくい上げられる他ない
零れるけど！！

いつになったらおっきい容器に、（水槽でもいいな）
水槽に入れてもらえるんだろう
「もらえるんだろう」って言ってるうちは助からないんだなーきっと

この海には私以外誰もいなくて、他の人は遊びには来ても遊び飽きたら自分の家に帰る。
魚釣りで荒らす。船で荒らす。波打った波は自分には毒で、同仕様もなく苦しい。悲しくなって腹がたって、どうすればいいんだろう！

その感情を人が人に当ててるのを見ると
自分にはできなくて素直に凄いと思う。すごいと言っても、その「凄い」という箱の中には、尊敬、嫌悪、無、いろんな言葉がまばらに入っていて、ものの数分で流される

何なんだろう私は

人に好かれていたい、愛されたい、いい人でいたい、悪い人になりたい、大切にしたい、大切だと思われたい、誰かの唯一になりたい、一位がほしい

いらない、こんな私が選ばれていい訳がない、私を選んでほしくない

何一つかなっていないような気がする、叶うことはないのかもしれない

自分だけだと思っているけど、そうじゃないことは理解してる

人を羨むばかり想像ではなく妄想。行動力のない想像すら出来ない馬鹿は死ね

あなたになれます様に。私なんて灰すら残りませんように。

なのに自分を探してる、堂々巡り、というかすべてが嘘に見える。じぶんが。

甘えきっている、おやに、友に、大切なものに、半分に、言葉に、夢に、自分に

こんな私が生きていて、なんであの子は居ないんだろう

死にたいと思ったことは沢山ある、いきたいとやっと思えた、そう思ったのに、思った矢先良いようには転ばないようにできているのかもしれない不幸は私中心に回っているのかもしれない
そんなことはないことくらい分かってるけどね

幸せは、不幸の上に成り立つと言うけど、私はあとどれくらいこんな思いをしなければならないんだろう。浸っていれば楽だけど、そうさせてくれないのが社会で、人で。

幸せになることを強要されるせいで、幸せにも不幸そのものにもなりきれない半端なわたしは、あまりにも滑稽でおままごとをしているみたいで。

ずーっと不幸になれたら楽なのに、幸せにも、不幸にも弄ばれてて気持ち悪い

時計は狂いっぱなし
人と目もまともに会わない
私を見るその目が嘲笑っている

これが私なんだ…そっか、海で泳げる君は楽しそう

最悪