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【卒業生の軌跡 #02】ZENKIGENが教えてくれたのは、仕事はビジョンを持って生き生きとするもの

本記事はシリーズ「卒業生の軌跡」第二弾です!

シリーズ「卒業生の軌跡」は、限られた期間にその貴重な時間をZENKIGENメンバーと共に過ごし、活躍してくれたインターン生がZENKIGENでの日々を振り返った軌跡を辿ることができるものとなっています。

今回は、インサイドセールスで大学卒業直前までZENKIGENで奮闘し続けてくれた岩見 航輝さんです。

インターン生紹介

岩見 航輝(いわみ こうき)

慶應義塾大学法学部政治学科卒業予定
専攻:宮岡勲研究会(国際政治・安全保障)
部活動:理工学部体育会サッカー部
アルバイト経験:飲食店でのアルバイト(約2年半)
趣味:サッカー(観戦も)/筋トレ/サウナ/読書(趣味にしたい)
就職先:鉄道業界

インターン期間:2020年11月〜2022年2月
(2021年2月〜6月までは就職活動のため休職)

ZENKIGENとの出会い

きっかけ
長期インターンシップに挑戦してみたいと考えていた時に参加したgood findのセミナーに参加したことがきっかけでした。詳しい内容はあまり覚えていませんが、いくつかの企業が登壇している中でZENKIGENの代表である野澤さんが話す姿が一番記憶に残っていたためエントリーし、面談を実施して頂きました。

長期インターンを始めようと考えた理由
1つ目は、将来への漠然とした不安と友人の存在。
私は当時大学3年生で就職活動中であり、様々な企業のインターンシップに応募・参加していました。しかし、準体育会サッカー部の活動以外の部分では、普通の大学生のように飲食店でのアルバイトをこなし、友人と飲みに行き、時には一日中ゲームをする等、本当に何も特徴のない日々を送っていました。実際に、自己分析や就職活動の選考を通してこれまでの人生を振り返った時に、サッカー以外で自信を持って語れる経験がほとんど思いつかず、漠然と将来への不安が募っていました。
そのような日々を送っていた私が長期インターンという未知の経験に挑戦しようと思ったきっかけは、同じく準体育会サッカー部に所属していた高校時代からの友人(内部進学のため)の姿を見たことでした。彼は、大学時代にサッカー以外のことにも全力で取り組んでおり、実際に留学やプログラミング、資格勉強など様々なことに挑戦していました。そのような友人の姿に刺激を受けると共に、残り1年半の学生生活で自分の中で自信を持って語れる経験をしたいと思い長期インターンを始めようと考えました。

2つ目は、スタートアップという環境
では、なぜ留学でも資格取得でもなく長期インターンだったのかについてですが、「スタートアップという環境での経験は、自分の視野を広げることに繋がる」と考えたためです。前提として私が通学する慶應義塾大学、特に慶應義塾高校からの内部進学者の多くは総合商社、デベロッパー、金融、コンサルのような名前の聞いたことのある大企業を目指す傾向にあり、自分もその1人でした。しかし、就職活動を始めて約半年が経ったある時、ふとベンチャーやスタートアップの企業を全く見ずにキャリアを決めていいのか?と感じていました。
加えて、変化が激しく一人一人がガツガツ働いているというイメージのスタートアップを経験することは、社会に出て働くとはどういうことなのかを学ぶことに繋がり、必ず自分の糧になると考え、長期インターンを始める決心をしました。

ZENKIGENで長期インターンに挑戦しようと考えた理由
数あるスタートアップ企業の中でZENKIGENを選んだ理由は、野澤さんや面接でお会いした社員の方々、お一人ひとりが会社のビジョンに共感し、生き生きと働いている点に惹かれたためです。長期インターンで企業を探す際、周りの友人に「長期インターンは名ばかりで、実際は雑務やアルバイトと変わりない企業もある」という話を聞いていました。そのため面接では、社員の方々がインターンをどのように捉えてらっしゃるかという観点に注視して質問をしました。ZENKIGENの皆さんの話を伺い、ZENKIGENではインターン生も自走することや主体性が求められること、そしてそれを嫌な顔をせず受け入れてくださる社員の方々がいると直感的に感じたことから、入社を決めました。入社後もその直感は間違っていませんでした。

仕事内容について

IS業務
日々の架電業務やインサイドセールス(以下、IS)業務の改善案の検討などに関わらせて頂きました。始めの頃は架電業務に慣れることに必死でしたが、次第に架電に慣れ、人事の方々の今の悩みは何か、今商談化することが本当に最適なのか、ISチームで改善できるポイントはないか等について考え、会議でも発言することができるようになっていったと思います。

コラム執筆
ISのコンテンツ作成業務は、期日が決められているものを日々の業務と並行して進めるという初めての経験でした。架電業務の活動量・アポ獲得数の目標がある中で同時にコンテンツ作成を進めたこの経験は、マルチタスクの大変さや常にやるべきことの優先度をつける大切さを学ぶ機会になりました。普段何気なく見ていたインターネット上の記事やプロダクトの企業導入事例集、コラム等も作成するのは本当に大変だということを身をもって経験できたと考えています。

『harutaka EF(ハルタカ エントリーファインダー)』デモアカウント制作
11月〜12月にかけて多くの社員・インターン生の方々にご協力いただき、ZENKIGENのプロダクトである『harutaka EF(エントリーファインダー)』のデモアカウント作成業務に従事しました。ZENKIGENで働けるのも残り少ないと感じ、何か組織全体に貢献できないかと考えていた際、ちょうど定例でデモアカウント作成について言及されていたため、「ここしかない!」と思い手を挙げました。どのように件数を集めるか、どのようなサンプルを集める必要があるか等、社員の方からお力を借りながら推進しました。最終的に作成を終え実際に商談で使って頂けたことを聞いた時は、微力ながらもチームに貢献できたと感じ、チャレンジして良かったと思いました。

思い出

入社初日に起こったシステム障害
1年以上前のことになりますが、入社初日にオープンスペースでZENKIGENの組織図やIS組織の存在意義、仕事上のオペレーションについて説明を受けていた際、突如社内が騒々しくなったことを今でも覚えています。いきなりのことで驚きましたが、当時は正直「スタートアップに来たんだ」と一気に実感する機会になりました(笑)。

復帰後、健斗(※1)がいたこと
就職活動を終え、ZENKIGENに戻ると同い年のインターン生である健斗がいました。ISの定例はもちろんのこと、他部署との情報共有会やフィールドセールスとの定例の場でもインターン生ではなく一社員のような存在として発言する健斗を見て衝撃を受けました。最初は「すごいな」と思うことしかできませんでしたが、少しずつ健斗から盗めそうなことはないか、彼と自分では何が違うのかを考えながら日々過ごすようになりました。正直なところ、健斗レベルでZENKIGENに貢献できてはいませんが、同世代の健斗がいたおかげで多くの刺激を受けることができたと思いますし、実際に僕自身も定例で発言する姿勢やZENKIGEN、ISへの当事者意識、デモアカウント制作で発揮した主体性など1年前の自分と比べ成長できたと思っています。

(※1 インターン生、伊倉健斗に関するnote記事もぜひご一読ください!
https://note.com/zenkigen/n/nf8d878a5508b)

学び

仕事は生き生きとするもの
ZENKIGENの社員の方々は忙しくても、笑顔で熱量高く働いている方ばかりでした。ZENKIGENに入るまでは、父や親戚の働く姿や仕事の話を聞いてもあまりポジティブな話は出ず、社会人になるのは嫌だなと思う時もありました。しかし「テクノロジーを通じて人と企業が全機現できる社会の創出に貢献する」というビジョンを掲げ、全機現する社員の方々を見て、どうせ働くならビジョンを持ち生き生きとしながら働いていきたいと思えました。

当事者意識
特に復帰後に出会った健斗の姿を見て、「ただ突っ立っているだけでは仕事は降りてこないし、自分が組織に貢献していると感じることはできない」と強く思いました。常に組織の課題を考え何か改善できることはないかを考え続け、そして行動に移すことでようやく組織に貢献することができる。自分がどのような仕事をしても、どのような小さな役割だったとしても、自分が今いる立場でできることを考え行動していきます。自戒を込めて学びとさせて頂きます。

最後に

拙い文章でしたが、最後までご覧頂きありがとうございました。改めて、サッカーだけでは得られなかった様々なことを経験することができました。これから先、たくさんの困難や辛いことも待ち受けていると思いますが、「全機現」を胸に自分を信じ前向きに困難を乗り越えていきたいです。1年以上もの間、関わって頂いた全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。


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