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日本が世界の救世主と預言される理由

オアスペだったり、マオリ族の長老だったりと、いろいろな預言書で日本が救世主となって、より次元の高い世界へ導くと言われているそうです。

日本人が?と何だか面映い感じと嬉しい気持ちになりますけど、その理由を列挙して考えてみます。

  • 日本人は縄文時代からの歴史が長く、かつ平和な時代が長かった。

  • 日本人は他国を侵略しようという野心をもともと持っていない。

  • 日本人は自然を愛する多神教であって、かつ他の宗教にも寛容である。

  • 日本食が美味しい。

  • 日本のアニメやフィギュアが好きだから。

  • 四季折々の風景や伝統的な建築との調和が素晴らしいから。

  • 日本人が礼儀正しく、電車に乗るときも列を守るから。

  • 日本の街はごみ箱がないのに、ゴミが落ちておらずクリーンだから。

  • 日本の新幹線が最高だから。

  • 日本のトイレが神がかって高性能だから。

だんだん、列挙するのが馬鹿らしくなってきましたw。
少なくとも日本(日本人)が救世主であるために、日本食やアニメ、ゴミ箱や新幹線やトイレは関係ないと思います(汗)。

やはり大きいのは、縄文時代に1万年も「平和な時代が続いたという実績」と多神教でどの宗教とも共生できる「寛容な精神性」であると思います。

紀元前58年からローマ軍がガリア人(ケルト人)を征服したカエサルの時代のガリア戦記、西暦312年のキリスト教のローマ皇帝コンスタンティヌス、西暦1096年からの十字軍などから現代のイスラム教徒の宗派抗争、ユダヤのイスラエルと他のイスラム教アラブ諸国との紛争、米国でさえも保守カトリックとリバラルカトリックの対立があります。つまり、もう、2100年間近く、世界はずっと宗教に端を発する戦争をし続けているわけです

もちろん文明的な生活を得るための戦争もあったとは思います。しかし、多くの戦争は資源を求める戦いが表面的な原因ではあるものの、その根源としては同じ宗教・同じ宗派が同盟を組んで拡大し対立勢力となったので、そもそもは宗教が絡んでいます

例えば、資源の争奪戦だけならば、地球上の限りある資源を技術革新で全人類に等しく公平に分配することは可能かもしれません。もし、そのような公平で理想的な分配システムができたとしても、やはり宗教が存在する以上は戦争は無くならないと思えるのです。

キリストやマホメットやブッダなどの宗教上の神や預言者は神なのでしょうか?また、中国共産党やプーチンは神のように強権です。ここで私が思うのは・・・。

この世に王はいらない」そして「覇権国家という概念も古めかしく無意味な妄想」ということです。宗教上の神も中国共産党も、「自分の勢力を伸ばそうとしていること自体、それは『王』としてふるまいである」と思えるのです。ローカトリック教皇ですらそうです。

日本は大和朝廷で天皇という王が誕生し続いたわけですが、縄文時代には王もいなければ王墓(古墳)も存在せず、人を傷つける武器も存在しなかったという経験値があります。

日本人は海外の実業家のように、プライベートジェットや広大な別荘をいくつも所有し、世界の富を独占したいとは考えない人種です(一部の宇宙に行った通販会社のM元社長や、いつも大見えを切る某スマホ会社のS社長のような人を除いて)。むしろ、一定の質の高い生活水準を維持すれば、あとは周囲や社会との共生を考える高い精神性を持っている人が殆どです。そして、これらの人々は宗教という強制力とは無縁に、自由に自分のペースで徳を積んでいきます。

宗教という束縛からの自由と自然への尊敬」が、この預言に応えることができる理由なのではないかと思えるのです。

注)イラストはノーコピーライトガールさんのイラストを採用しています。

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