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人はなぜ、仕事をするのか

こんにちは!
最近コロナウイルスが流行ってリモートの風潮が強い中、ウイルスにも負けずに毎日頑張っている福元です。
世間が騒がしい中、転職活動をしたくてわざわざ六本木まで足を運んでくださる求職者様を見ていると、私も頑張らないと、と日々元気をもらっています!


今回は「何故仕事をするのか?」を題材にしてキャリア新卒と大卒の違いについて語っていきます。
ちなみにキャリア新卒とは「就職はしたものの仕事やキャリアについて深く考える機会がなかった方々(主に中学卒や高校卒の方が多い)」を指します。
何故仕事をするのか...
そういわれるとなかなか難しいですよね(笑)
これで終わってしまうと元も子もないのでもう少し語りたいと思います。


私たちが普段支援をさせていただいているのは18歳〜29歳、特に25歳以下が一番多いです。
大卒の方の支援も以前は行なっていたのですが、その時と比較してもやはり若い世代はお給料にあまりこだわらないというのは共通しています。
私が新卒だった時とはずいぶん違います。(私だけだったかもしれませんが、、(笑))


弊社独自で「仕事に求めるもの」というアンケートを取っているのですが、お給料を選ぶのは2割ほどで1番多いのは「人間関係」で8割の方が選び、2番目は「休日の多さ」で6割の方が選んでいます。
でもこれは面談をする前の話なので、面談後は求めるものが変わっていると思います。
その理由は後ほど書いていきます!


大卒だろうがキャリア新卒だろうが、結局今の若者が求めているものは自己実現だと面談を通して感じています。
これはイメージが湧くと思いますが、10代20代が幸せになるために必要と考えているものはやりがいだったり、人間関係になるわけです。

ただし違うのは、キャリア新卒の方々は、最初は「仕事にやりがいを求めてない人が多い」ということです。
前述のアンケートの通り、「仕事に求めるもの」でやりがいはあまり挙げられておりません。
理由は周りに楽しく仕事をしている人間がいない(もしくは少ない)ためです。
そのため、嫌な人のいない職場を選び、働く時間はできるだけ短くして、プライベートの時間を確保することが幸せに繋がると考えています。
もちろんプライベートの時間を確保することは大事なのですが、仕事が自分の人生を良くしてくれるとは微塵も考えていなかったりします。
これはキャリア新卒層だけに限ることではないのですが、「お給料は我慢料」という考え方を変えるのも弊社の一つのミッションだと思っています。


その瞬間を生きている人達、10年先を見ている人達


仕事をする理由に関して、もう一つ大卒とキャリア新卒の違いがあるとすると、
大卒の優秀層ほど5年先、10年先になりたい姿や状態を実現するための仕事を選択するのに対し、キャリア新卒は次に就く仕事が一生続くと思って仕事を選びます。


そのため、たとえ営業自体にそこまで興味がないとしても、営業からキャリアを始めることに対して自分で納得して始めるのが大卒です。
一方で、他にできる仕事がないから仕方なく営業や販売職を選んで、一生営業や販売をするのか・・・それは嫌だな・・・というのがキャリア新卒には多いです。


これは単純に知識不足から来るもので、今の仕事がずっと続くと思ってるので、例えばいきなりYoutuberのマネジメントの仕事に応募したりします。
キャリアアップやステップアップの概念がないため、いきなり自分の中で一番やりたい仕事を目指します。
(他にも「ぬいぐるみの販売員」など、かなりピンポイントな仕事の探し方をするのもキャリア新卒の特徴ですが、その理由は上記から来ています。)


一般的にインフルエンサーマネジメントの会社はベンチャー企業が多いですし、高校卒業して工場勤務1年経験の19歳にクライアント企業とインフルエンサーの間をとり持つディレクション系の仕事は中々荷が重いというのは想像に難くないと思います。


実際には、営業経験など然るべき経験を積んだ後に挑戦する職業です。
しかし「なりたい将来を実現するために然るべき経験を積む」というキャリアの作り方を周りの大人が教えなかったり実践していなかったりするため、一部の運が良い人がそういう楽しそうな仕事や華やかな仕事についていると彼らは信じています。
(私も若い時は知識が全くなくて同じ状況だったのでとても共感します。。)


そういう方に自分の望む将来から逆算するキャリアの作り方を説明すると、目から鱗が落ちると言った表現がぴったり来るようなリアクションをしますし、最初は嫌がっていた営業に喜んで応募する方も多いです。
学歴や経歴で選べる仕事に差があるのはどこの世界でもそうですが、消去法で選ぶのと未来につながる第一歩として選ぶのではその後に大きな違いが生まれるなぁと感じています。。


まとめ


私たちのやるべきことはこのような知識格差を無くし、それぞれの選択のメリット・デメリットを理解をした上で職業選択をしてもらうことです。
そして現実を受け入れて自分の意思で一歩踏み出してもらうことを良しとしております。
身の丈に合わない企業に就職する裏技は紹介していません。
状況によっては最高!!と言える企業には就職できないかもしれません。
たまには辛くなって仕事をする意味を見失ったとしても、頑張っていれば可能性が開ける状態を用意してあげるのが大人の役目だと思い活動しております。
今年で30歳になるので、私も大人の代表として頑張らないと、、!

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