持続可能なエネルギーの先駆者は?
はい、久々の更新です。
今日はエネルギーの話。
この動画では持続可能なエネルギーとは?という話ではなくて、いかに大量のエネルギーを生産できるか?ということをテーマに解説してくれています。
それでは要約スタート。
色々な国で実現中、そして検討していかないといけないのが「いかに持続可能なエネルギーを大量に生産していくか。」というと。
まず前提として、ここでいう持続可能エネルギーとは。
風力、水力、地熱、バイオマス、太陽エネルギーが挙げられます。
今の現状の持続可能なエネルギーを多く生産しているのが、順番に
中国、アメリカ、ブラジル、インド、ドイツとなります。
ですが、国の規模が大きいと、その分生産量が増えるのも納得です。
以下が動画で紹介されていたデータで、国別のエネルギーの消費量を示したグラフです。
このデータから、持続可能エネルギーの生産量➗国の人口 で計算すると、一体どこの国が一人当たりで多く生産していることがわかります。
この計算式をもとにすると、生産順番が
アイスランド、デンマーク、ドイツ、スウェーデン、フィンランドとなります。
さらに最近だと、南米での持続可能エネルギーの使用が多く増えており、国全体で75%が持続可能エネルギーの国として、ノルウェ、ニュージーランド、ブラジル、コロンビア、ベネズエラ、カナダ、スウェーデン、ポルトガルが挙げられています。
※これに対して中東各国はゼロに等しい。
各国の強いエネルギー分野を見てみましょう。
・ノルウェー
1660箇所の水力発電所があり、1000箇所の貯水槽が存在。
→周りを海で接しているため、水の枯渇の心配がない
・スウェーデン
国土の63%が森林。バイオマスエネルギーが強い。
・ブラジル/コロンビア/ベネズエラ
アマゾン地帯を始め、湖や川が多いため、水力発電のシェアが占める。
各国の資源状態によってエネルギーが異なるという特徴があります。
こういう資源が潤沢な状況ではありますが、リスクも存在。
ベネズエラ。Guriダムが国の消費の60%をカバーしているが、2010年から2016年にかけて、干ばつが発生。
つまり、自然に依存していては、こういった自然の緊急事態に対して、対応ができなくなってしまう、ということが想定されるのです。
ではこういった事態に対して、世界はどうしていくのでしょうか。
京都議定からパリ議定にかけて、署名国が増え、195カ国が署名。
ここでは2030年までに国連を通じて、持続可能エネルギーの使用のシェアを増やしていくと共に、2050年までに、60カ国が二酸化炭素排出量をゼロにすることを宣言。EUが先導を切って進めていくとのこと。
しかし、自然による資源が枯渇するまでに、もしくは大量の持続可能エネルギーの生産に対して、どういう風に進めていくのか。
例として、イーロン・マスクのテスラは現在、世界最大のリチウムイオン電池を保有している。
ソーラパネルのNeoenは現状のキャパを50%増やし、150MW /時間まで増やしていくことを進めている。
さらに、使用層が増えることによって、ソーラーパネル不足問題にも直面することから、3Dプリンターでの生産も進めている。
実際に10年前までアメリカでは1ワットあたり8.5ドルソーラーパネルがコストとしてかかっていたところ、現在では2.99ドルまで下がり、下り幅は65%。
また、足音・ステップを拾って、物理エネルギーでエネルギーを生産していく動きもある。
開発が進むことによって、我々の考えるエネルギーの発生源がどんどん自然エネルギーで環境に優しい(本質的に)方向に進んでいき、さらには物理的な原理を使ってエネルギーを生産していく時代になっていく。
つい最近見たブラックミラー シーズン1 「1500万メリット」を思い出しました。
スペイン語で見たから、内容は確かでないけど、ランニングしてエネルギーを生産させるという仕組み、というか大半がこういう囚人みたいに労働させられている、という世界が描かれているんですけど。
まぁ、環境に100%優しいかは、まだまだ疑問点はあるかもしれませんが、ワクワクする世界になっていることには間違いなさそうです。
おしまい。
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