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敢えて、アーバン・ソウルと呼びたいSwing Out Sister‼

日本に有って、欧米にない音楽ジャンルがCity Popだと言えます。日本人は、わりと細かくジャンル分けをするのが好きなようで、ザックリとした分け方だと、不満を露わにする人もいます。今回紹介するSOS(Swing Out Sister)は、複数のジャンルをクロスオーバーしており、しっくり来るジャンルがないのが実情です。特に人に紹介する時は説明し辛らく、紹介される方もジャンルが特定出来ないので、困惑の表情を浮かべるケースもあります。最低でもR&B、ジャズ、ファンクと3つのジャンルを述べて、それをクロスオーバーした音楽!と説明されても、想像がつかないのです。「とりあえず聴け!」で、押し通すしかないという、悲しい現実!

このグループは、1984年に結成され、当時は3人組でしたが、後に音楽性の違いからDmのマーティン・ジャクソンが1989年に脱退しています。その後Kyのアンディ・コーネルとVoのコリーン・ドリュリーが残りユニットとして活動して成功を収めています。まずは、名刺代わりに初期にヒットした曲を紹介します。
曲は「Swing Out Sister - Breakout」

続いて紹介する曲は、彼らのセンスの好さを表現している、人気のナンバーです!コリーンのオカッパが妙にツボり、女優の野際陽子さんの若い頃に似てると、勝手に思ってました。
曲は「Swing Out Sister - Twilight World」

次に紹介するのは、日本のドラマ『真昼の月』の主題歌になり、初のベスト・アルバムの目玉になった曲です。まさに、アーバン・ソウルな1曲です。常盤貴子さんの演技が、光ってましたネ。
曲は「Swing Out Sister - Now You're Not Here(あなたにいてほしい)」

続いて紹介する曲も、とてもキャッチーで人気の高い1曲です。本当にセンスの好いアレンジで、特にホーンの使い方が絶品です。
曲は「Swing Out Sister - You On My Mind」

次に紹介する曲は、とても、しっとりと聴かせる、ソウルフルな1曲です。コリーンの落ち着いた静的な魅力が、垣間見られます。
曲は「Swing Out Sister - Forever Blue」

最後になりますが、このユニットの魅力が十分に伝わったのか?それは疑問ですが、楽曲のセンスの好さは伝わったのでは⁉と勝手に思っています。
曲は「Swing Out Sister - Something Every Day」

さて、このジャンルのクロスオーバーで言えば、クラシカル・クロスオーバーがサラ・ブライトマンの世界的な成功によって世界的に認知されました。やはり、美しい歌声に国境はない、近いうちにその特集もしたいと思います!

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