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詩論

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試論
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#哲学

人間とリズム 中原中也 コーラン 霊性

 中原中也が好きだった。久々に彼の詩集を読むと「何か違うな…」と思った。感傷ばかり書いて…

げんにび
9日前
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誰に向かって作品を創るのか?

 「自分のために創作をする」という人もいれば「他人のために創作をする」という人もいる。体…

げんにび
12日前
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3種類の詩 芸術と私と社会

 詩には大きく分けて3種類あると思う。厳密にいうと、詩ではなく詩に対する態度。 1つ目は…

げんにび
1か月前
36

なぜクリエイターは死ぬほど傲慢なのか

 優れた芸術家ほど傲慢なイメージがある。岡本太郎などは著作から「俺が正しい!」という声が…

げんにび
1か月前
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小説や詩の賞 インターネットと創作

 友人は絵画の賞を何個も取っているんだけれど、もうそういう類の活動は一切していない。「賞…

げんにび
1か月前
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言葉の伝達可能性 韻 リズム 言葉遊び

「また朝が来た。憂鬱だ。もうずっと眠りたい。」と書いても文章としては明晰に伝わるのだけれ…

げんにび
1か月前
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詩作と少し真面目に向き合って考えたこと

 「無根拠な存在神秘」って「美」と繋がっている気がしたから、詩を書こうと思い、詩を書いていた。今までに詩って適当に書いていて、多分30~40ぐらいは書いたと思うけれど、暇つぶしだった。3日ぐらい詩作をして思ったこと。このnoteには詩は載せないことにしようかなと考えていたけれど、載せずに詩の話だけするのは読んでるほうもよくわからないと思うので載せます…。  一つ目に思ったのは、詩って嘘がつけないと思った。僕が現代詩人で好きなのは最果タヒと大森靖子なんだけれど、ああいう「東京