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何もしない1時間で人生を変える後編

こんにちは

ZEN BURG編集部のダルマこと安達麿(あだちまろ)です

さまざまな分野で活躍する「食」に携わる方々と「これからの食」について考えるZEN BURG

今回は 私、ダルマの師匠と言いますか、親友の杉原孝庵さんをお迎えしてタイトルである「何もしない一時間で人生を変える」について考える後編です。前編のお話

杉原孝庵(すぎはらこうあん)1977年広島生まれ ガキ大将の少年期。空手一筋の青年期。大学卒業後は公務員として働きながら書道教室を構える。27歳で出家し、今に至る。


杉原:それはダイエットに大切なマインドというか、何に対しても言えることだとは思いますけどね。
だた、ポイントとしてもう一度、押さえてもらいたいのですが、何もしない時間が目的です。何か考えてしまうときのポイントとして「そう在りたい自分をイメージ」といったのですが、目的は「意味のない時間を過ごす」ことにありますからね。

ダルマ:そうですね。

杉原:安達さんは「痩せたい」と私に言いましたよね、それって私はもう何年も安達さんから聞いてきた言葉です。でも、痩せられなかった。
山本さん。
なぜだと思いますか?

やま:えっ!えーっと、、、体質とか、、、生活習慣とか、、、あとは、、食べ過ぎ(笑) あとは~ほんとはポッコリお腹が気に入っている!!

ダルマ:気に入ってないよ!(笑) 

杉原:安達さんは当時どう思ってましたか?痩せられない理由

ダルマ:そうですね、当時痩せられない理由として感じていたのは、、意志が弱いというか、、誘惑に勝てなかったからですね(笑)。食べることは好きだしお酒もやめられない。それに、それなりに、運動をしなくちゃっておもっても、仕事が忙しくてなかなかジムに行くとかスポーツするとか出来なくて、、、まあ、言い訳なのはわかってましたけど(笑)でも、当時はほんとに痩せたいって思っても出来なかったです

杉原:そうですよね。何か自分を変えたいと思っても、なかなか意志では変えられないのか普通です。
自分を変えたいって思ったときには
環境を変えることがコツなんですよ
「三つの変化」
早起きの習慣・時間の捉え方・やり遂げた自信 を起すことで、その環境の変化を起こす準備が整うのです。
安達さんは一か月続けてどんな変化が起こりましたか?

ダルマ:そうですね、まず、睡眠時間がもともと、しっかり取れていた訳でもなかった中で
毎朝一時間早く起きるってことが課題かなって思ったのですが、とにかく「一か月はやりとげる」って決めたので、単純に早く寝るようになりましたね(笑)でも、早起き自体は一週間もしたら慣れて楽しくなってましたね。


やま:え~すご~い私は朝は苦手なので、、、難しいな

ダルマ:おれも朝が得意なタイプではないんだよ、もともと。でも「一か月」って期間が何だかやる気にさせてもらえた(笑)

杉原:そうですよね。一か月って期間があることが結構大切なポイントなのです。それに、「やり遂げると決めた」ってところ。それこそが一番の成功体験ですね。
「辛い」とか「しんどい」「めんどくさい」などの心の声に対して「やめてしまいたい」といった逃避の”選択”が迷いとなったりして心を支配し始めますが、そんな迷いに対して”打ち勝つ”ことが心の強さと、つい、思ってしまうと思うものです。が、それはとても苦しい事です。誘惑に打ち勝つことは出来たとしても、その誘惑に対して心を迷わすこと自体が苦しいのです。
何かを始めるときになかなか継続できない人は、「心が弱い」と思いがちですが、出来る人と出来ない人の違いは「心の強さ」ではありません。

「決断したか!しないか!」 なのです。

例えば今回の事ならば、

「朝一番、一時間何もしないことを一か月続ける」

この目標に対して「やり遂げると決断した」
そのことが重要だったのです。”いち”という数字がポイントなのもそれで、
「0(無)でも2でもなく”1”」
決断するには、わかりやすい数字なのです。

やま:決断、、、わたし、好きなことは辛くても頑張れるし続けられるんです。でも、好きじゃない事ととか、苦手なことをする時は、いつもくじけてしまって、逃げだしてしまうんです、、、。逃げちゃう弱い自分もすごく嫌いなのに、自分に負けてしなうんです。
でも、今聞いてて、「決断」って考え方、したことあまりなかったかもって、思います。決断、、、出来るかな、、、?
最近、私は「好きなことをする」「嫌いなことはしない」ことが楽しく生きるための”わざ”かな?って思ってたんです(笑)
逃げたくなるようなことなんて、そもそも選択しなきゃいいんじゃないかって(笑)。実際そのおかげで40代になってから、生きやすくなりましたし。
ダメですかね?

杉原:素敵ですね、ダメなんかじゃないですよ。素敵な気付きだと思いますよ。山本さんの今の生き方は素晴らしいと思います。きっと山本さんは「決断」なんて思考はもうしなくても「好きなことをする」という決断をして生きているのですから。すばらしいですよ。

ダルマ:杉原さん 
「早起きの習慣・時間の捉え方・やり遂げた自信 の”三つの変化”で環境の変化を起こす準備が整う」
このことで何で「痩せれる」のか解説していただけませんか?

杉原:そうですよね。実は「痩せれる」というのは嘘です

やま:えっ!え~~

杉原:(笑)いや、ごめんなさい、嘘というのもある意味嘘で(笑)
「自分で環境を変化させること」が出来るようになれば、「痩せる」に限らず、目標を達成することは、もう自分で出来るようになっているのです。

一日24時間は変わりませんが、一日に1時間の”何もしない”時間を確保したのならば、なりたい自分になるための時間としては十分すぎます。
一か月間”何もしない”一時間を過ごした人は、間違いなくその一時間を自分の「成りたい・在りたい」ことへ使えます。
一時間×30日つまり30時間も”何もしない”と誰だって自分と対話できますから(笑)「痩せたい」が目標でなく、手段であることにも気付けますし
「夢」を「目標」としてとらえることだって出来ます
つまり

何もしない1時間で人生を変える


とは
人生を自分で創る能力が付くという意味です。
実践した人はこの意味が解るんじゃないでしょうか?

ダルマ:はい。ほんとに、私はこの一か月の取り組みで、大袈裟じゃなくて人生観が変わったというか、生き方が変わりましたね。いろいろ。

生活習慣も、時間の作り方も、目標の立て方も。
実は、以前より働かなくなりましたし、遊ばなくもなりました。
「遊ばなく」っていうのは、楽しまないって意味じゃなくて、
何というかストレス発散的な、お酒の飲み方とか休日の過ごし方はしなくなって、
いい意味で毎日淡々と過ごしてます。(笑)
毎日淡々とってなんだか
いい意味に聞こえないかもしれませんが(笑)
今その言葉しか思い浮かびませんが、すごいナチュラルな毎日なんです。
少なくとも「無理はしていないな」って感じます。
それは、頑張っていないって感じではなくて、
ものごとに対して「決断してから迷っていた」
昔に比べて
「迷いと決断」の順序が逆になったというか、楽になったからかなって思います
無理はしないように選択してから決断するようになりましたから(笑)

杉原:ははは。

ダルマ:でも、決断したらやっぱりやり遂げる。ほんとに些細なことしか決断していないですが、成功体験って些細なことでもほんとに快感ですから

杉原:なるほど。確かにそうでうよね。成功体験の積み重ねが楽しさの本質かもしれませんね。

ダルマ:やまちゃんもどう?やってみない?一か月チャレンジ

やま:わたしは~、、、今楽しいからいいです(笑)やっぱり朝起きるの苦手だし(笑)でも、時間の使い方が凄く苦手だから、、ちょっと興味はありますけど、、、やらないかな(笑)

ダルマ:ははは。まぁ楽しいならそれでいいよね。
杉原さん、今日はありがとうございました。まだまだ杉原さんとは色々話したいこともあるので、その時はよろしくお願いいしますね。



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