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「仙豆」のある世界を妄想せよ<前編>

こんにちは

ZEN BURG編集部のダルマこと安達麿(あだちまろ)です

さまざまな分野で活躍する「食」に携わる方々に「これからの食」について考えるZEN BURG

今回は社長から突如お題が出され、朝からチームミーティング

お題

「仙豆が完成した2022年の未来の外食産業の価値を妄想しよう」

仙豆とはドラゴンボールに出てくるあの不思議な豆のことです

一般人なら一粒でゆうに10日は飢えをしのげるほどの栄養があり、大食らいの孫悟空も満腹になったほど。ヤジロベーが一掴み全部頬張った際にはパンパンに膨れ、「気持ち悪い」と漏らしていた。
ただしあくまで栄養価はあるものの病気までは治らない。劇中では悟空の心臓病を治す事は出来なかった。
余談だが、この満腹になるという設定はピッコロ大魔王編までしか登場しておらず、サイヤ人編以降は只の回復アイテム扱いと化している。生で食べないと効果が出ないらしく、火を通すと駄目らしい(とびっきりの最強対最強)。

不定期に社長から出されるお題に対し妄想ミーティングするのはもう、ZEN BURGの定期的な行事となっています。今回のメンバーは私(ダルマ)と私のかわいい後輩やまちゃんと、ラーメン店を経営している私の昔からの友達ユキ(男子)さんです

ユキ 様々な職業を転々としつつ結婚をきっかけに飲食店でまじめに働きだす。3年の修業ののちラーメン店で独立。今はラーメン店は売却し様々なことをしている。

ダルマ:ユキさん久しぶり。8年ぶりくらいかな?子供大きくなったでしょ?

ユキ:久しぶりだな、大きいよ、もう中学生だもん

ダルマ:やまちゃんはユキさん初めてだったかな?

やまちゃん:はい!はじめまして、よろしくお願いいたします

ユキ:はい、どうも。

ダルマ:ユキさんの説明はいいでしょ?めんどくさいし

ユキ:おい!!まぁいいけど(笑)めんどくさいから(笑)

やまちゃん:・・・・・・

ダルマ:さて、今日のお題、みんな見たと思うけど、、どうやって進めようかな(笑)みんな世代だし、仙豆についての説明もいらないと思うし、感覚というかイメージもだいたい同じだとは思うけど、それでも、何というか「ルール」というか、何が出来て、何は出来ないっていうのから決めないと、話がまとまらない気がするんだけど、どうかな?

ユキ:任せます

やまちゃん:私はもうすでにパニックになっているので助かります。

ダルマ:了解。まずさ、仙豆はいくらかな?

ユキ:それは最後に決めようぜ、だって機能によるじゃん

ダルマ:(笑)なるほど。確かに。ん~~じゃあ、わかった、まずたたき台として、俺が考える仙豆の効能?機能?発表します!

やまちゃん:はい!お願いします

ダルマ:仙豆はどこでも買えるほど流通してます。そして一粒で10日健康に生きれます。味は大豆を少し甘くした感じです。まあまあ乾燥しているので賞味期限は一か月ほどです。これだけを食べ続けていても一生健康で暮らせれると言われています。ん~、、キズや病気を治す効果はないです。こんなとこかな?どうかな?

やまちゃん:素敵!ほしい!!いくらですか?

ユキ:ん~~だいたいいいんじゃないかな。でも

ダルマ:でも?なになに?

ユキ:味のとこが気になるかな。大豆を甘くってなに?きなこ味?

ダルマ:そこ?そこ重要?(笑)

ユキ:お前が言ったんだろ(笑)大豆を少し甘くした感じっていうから、イメージしちゃうじゃん!きなこ味?

ダルマ:やまちゃんは?なに味希望?

やまちゃん:ちょっと苦いくらいがいいです。なんか効果ありそうで、でもちょっとですよ。

ユキ:苦いのは嫌だなぁ~甘いのがいい

やまちゃん:あっすみません、じゃあ甘いので、でもコリコリした食感は欲しいです

ユキ:甘いのにコリコリ?甘いならやっぱりサクサクかふわふわでしょ?

やまちゃん:でも、悟空さんもコリコリ食べてたし、、、

ユキ:でも、実際に、ほんとに出来た時には甘くてサクサクのほうがよくない?

やまちゃん:・・・ダルマ先輩は?

ダルマ:ごめん、、どうでもいい、、、。どっちでもいいけども、、、じゃあ「甘くてコリコリでお願いします」

ユキ:おいおい!甘くてコリコリって食べたいか?それ本気で考えたか?ここは大切なとこだろ~~甘くてコリコリってなんだよ?食べたことないよ?

ダルマ:仙豆なんだし食べたことないだろ(笑)よし!その言葉で決まった「甘くてコリコリ」に決定。決定です!!

やまちゃん:たのしみ~~

ユキ:じゃあいくらかな?いくらにしようかね?

やまちゃん:一粒1万円!

ダルマ:早いな(笑)なんで?

やまちゃん:一か月の食費を3万円として一日1000円。だから10日で1万円。

ユキ:お~~なんか面白い!つまり、価格では同じくらいの価値ってことか?面白いね!

ダルマ:うん!面白い、こうなるといろいろ考え方が面白くなるね?食事を楽しみと考えた時、健康面で考えるリスクはあったり。時間などの価値などなど、この仙豆に対して考えがいろいろ膨らむな!やまちゃん凄いな!おもしろい!興奮してきた

やまちゃん:わ~ありがとうございます

ダルマ:いやほんとに、このお題に対していろいろ考えるイメージというか意味というか出てきたね。単純に考えて、仙豆だけで生活するメリットは大きく二つ出てきた。一つは食事の時間の圧倒的短縮。短縮というより、食事っていうことに一切時間がかからなくなるってところ。そしてもう一つは健康面での安心感。バランスなどからの病気のリスクがなくなるのだから、そこは大きい!

ダルマ:逆にデメリットは食の楽しみがなくなること。あとは、、、何かな?

やまちゃん:私は食べることが大好きだから、食事の楽しみがなくなるって考えたらなんか、、、何なんだろうって考えちゃうけど、、でも、一生健康って言われたらなんか、、、よくわからないです、、、

ユキ:これはさ、例えば月に一回食べるくらいだとどうなの?健康とかどうなの?

ダルマ:どうなの?

ユキ:まあまあ健康?

ダルマ:(笑)(笑)まあ、、、そうだろうね、10日間すごくいい食生活したって感じのまあまあ健康かな?(笑)いいかな?

ユキ:了解。なら、おれはたまーに食生活、みだれたな~~とか、今週忙しいんだよな~って時に食べるかな。うん。あとはやっぱり好きなもの食べたいし飲みたい。アッ!お酒は?食事はわかったけどお酒は?

ダルマ:なるほど、お酒というか飲みものいるか?問題もあるね、、どうだろう。水も飲まなくていいのかな?

やまちゃん:水は飲みますよ

ユキ:断言なんだな(笑)

やまちゃん:やっぱり、水分は必要なんじゃないですか?お酒はわからないですが、水分は取らないとのど乾きますよ

ダルマ:のど乾くっていうか、確かに水分はどうなんだ問題あるね。しかもユキがお酒っていうから話がややこしくなってきた!酒は何て言うか、楽しみそのものって感じだからな~おれら(笑)

ユキ:仙豆飲んだら水分もいらないとして、お酒飲んだらどうなるの?健康面とかどうなるの?チャラ?

ダルマ:ん~~どうしようか?なんか設定にハマっててなかなか本題にいけないけども、、、でも大切だからここは頑張ろう。ん~水は飲まないといけないってことにしようか?で、ジュースとかお茶とかお酒とか「水」以外の成分に関してはいらないというか、余分な摂取と考える。水分以外の成分は余計な摂取と考える。どうかな?

やまちゃん:お茶は体にいいとかはどうなるのですか?

ダルマ:体に必要なバランスは仙豆に全てあるから、お茶の中の水分以外の成分は余分に摂取したことになる。

やまちゃん:あ~なるほど

ユキ:お酒は?酒は百薬の長だよ?

ダルマ:言うと思った(笑)余分です。水分以外は過剰摂取です

ユキ:え~~じゃあ仙豆飲んだら10日間禁酒ってしないと意味ないってことになる、無理無理。それなら仙豆無理いらない。

ダルマ:これこれ、設定決まったら本題に移ろうよ、あなたが無理なのも踏まえて、そうなった未来、外食産業はどうなるのか?ってお題があるんだから

設定に時間取りつつもなんとなく世界観は見えてきました話はさらにダイブします、、、つづく

後編はこちら



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