ガス・ヴァン・サント監督『エレファント』アメリカの病、それは銃
<作品情報>
<作品評価>
70点(100点満点)
オススメ度 ★★★★☆
<短評>
上村
犯人の男子二人がシャワールームでキスするシーンが印象に残りました。自らがゲイであるガス・ヴァン・サントが何も考えずにあのシーンを入れるわけがありません。実際犯人たちは「オカマ」「ホモ」と虐められていたようです。
高校生という子供と大人の間の不安定な時期、彼らは孤独だったのではないでしょうか。セクシャリティは別にしてお互いの孤独を埋めようとしたシーンに思えて泣けてしまいました。