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Australia Dayについて考える

Australia Day(オーストラリアデイ)。それは日本でいう建国記念日の事。
だがまたの名を侵略の日とも呼ばれている。。

そう、実は1月26日のこの日は年々物議をかましている問題でもある。それは何故か。

今回はこのAustralia Dayについて記事を書きながら考えていきたい。そしてこの記事を読んでいる皆さんにも1月26日(Australia Day)がどんな日なのかを考えて頂けたらと思う。

私自身、オーストラリアに住み始めてから6年間のうち5年間はこの日の事をまともに考えた事がなかった。そもそもオーストラリアの歴史についても無知だった。(今となってはものすごく恥ずかしい。。)

去年、あるキッカケにより、これまでオーストラリアという国が歩んできた歴史について学ぶ機会を得た。(この記事の最後にオーストラリアの歴史について詳しく解説しているユーチューブ動画のリンクを添付している)


実はこの日は元々オーストラリアの土地に暮らしていたアボリジナルの人たちからするとイギリス人による支配が始まった苦痛の日でもあるのだ。

オーストラリアは移民の国。これはほとんどの人が知っている事実。

だがそれと同時にほとんどの人がどうやってこの国が成り立ったのかを知らない。

毎年何かしらのアボリジナルの運動があるオーストラリア。多くの人が1月26日のAustralia Day(建国記念日)の日を変える必要があると主張している。

実際少しずつではあるが、アボリジナルの人々に対する尊敬と配慮が毎年高まっているのは事実であるが本質の部分では変わっていないのが現実。

実際に去年先住民に関する憲法改正の国民投票がオーストラリア全土で実地されたのだが、圧倒多数で否決。

これが何を意味するのか?? 考えてみてほしい。


悲しい現実ではあるがオーストラリアの中でももちろん先住民の方に対するリスペクトのある人達は多くいる。

実際今年のAustralia Dayではアボリジナルの人々の事を思い、オーストラリア2大スーパーのWoolworthがボイコットをしている。


知られざるオーストラリアの歴史


最後に

自分自身が今オーストラリアの土地に住んでいるからこそ実感がわくこの国の現状。
もちろん現在はこの国に住んでいるほとんどの人が移民であり様々な文化・歴史を持った人々が暮らしている。
だが一方で昔の名残が未だ残っているこの国。

歴史を始めてまともに知った時は色々な感情が湧き出てきたが現在はそもそもこのオーストラリアという美しく、壮大な土地に住めている感謝の気持ちが大きい。


最後まで読んでくださり有難うございました。


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