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Heimat賞受賞者に聞く、起業家シェアハウスとは?

今回インタビューを受けてくださった入居者は吉崎良太さん。
起業家シェアハウスの9月のカンファレンスにてHeimat賞を受賞した吉崎さんに、起業家シェアハウスについてアレコレ聞いてきました!
まずは彼のプロフィールからご覧ください!

吉崎良太
職業:会社員(ネット広告代理店で営業と広告の運用)
起業家シェアハウス入居歴:2ヶ月
事業内容:マッチングプラットフォーム

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ーどのような事業をしているのでしょうか?

吉崎さん:マッチングプラットフォームのサービスを作っています。
まだ内容はあまり詳しく言えないのですが...

ー事業の構想はいつ頃からあったのですか?

吉崎さん:今年の3月くらいからですかね。

ー事業を始めるきっかけはなんだったのでしょうか?

吉崎さん:働いている広告代理店で新卒で入った去年4月~12月くらいまでマーケティングの仕事を楽しくやっていたのですが、やはり自由にできるところとできないところがあって...そこでやるせなさを感じ始めたのが今年の1~2月でした。
そこで何か自分でプロダクトやサービスを作ってみたいという想いが大きくなって、今の事業の構想に至りました。

ー吉崎さんの周りにも起業や事業を考えていた人はいたのですか?

吉崎さん:この起業家シェアハウスに比べると全然少なかったです。
でも学生の時にインターンしていた会社の規模かんが小さかったのもあって、身近で経営者と関わる環境はあったのかなと思います。

ー起業の形は当初からスタートアップにこだわっていたのでしょうか?

吉崎さん:はい、最初からスタートアップでやろうとは思っていました。
大学4年の秋くらいに、大学の講義でタイミーの社長が来て講義をしてくれた際に「同じ学年にこういう人がいるんだ」と刺激を受けたことが背景としてあります。
なので新卒入社はしたものの漠然と「何かやりたい」というのはずっとありました。

ー3月に起業を決めてから、実際にどのように動いていったのでしょうか?

吉崎さん:最初は正直何したらいいかわからなかったんですが、とりあえず資料作って何名かのVCのところにピッチに行ったりしました。
そこでズタボロに言われたりしました。笑
僕がピッチしたサービスはすごく珍しいものとかではなかったので、
「一回形にしてみた方がいいよ」とほとんどのVCに言われました。
そこでこのサービスを作るのにどのくらいの期間がかかるのかエンジニアの知り合いに相談したところフルコミで2ヶ月、今の感じだと3~4ヶ月くらいと言われました。
そこから2人エンジニアを集めて、僕含めて3人で5月の上旬くらいに制作がスタートしました。
でも始めてみたはいいものの、何したらいいかわからなくて、5か6月くらいに起業家シェアハウスの存在を知りました。

ー5月、メンバーと一緒に始めたフェーズでは何に悩んでいたのでしょうか?

吉崎さん:開発は進ん出るものの、ビジネスサイドが進まないという状況でした。
コロナ禍ということもあってユーザー集めなどにも悩んだりしました。
そのタイミングで起業家シェアハウスを知って、「ここだったら周りに色々教えてもらえそう」と思いました。

ーということは起業家シェアハウスに期待していたポイントは「コミュニティ」の部分が強かったのでしょうか?

吉崎さん:そうですね。同じ悩みを持った人や挑戦している人に出会えるというのと、やはり自分のモチベーション維持のためにも良い環境だなと思いました。
僕の場合、土日とか一人暮らしだとサボりがちだったんですよ...。

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ー入居してみた印象はどうでしたか?

吉崎さん:最初1ヶ月のスケジュールもらった時は、結構内部コンテンツが詰まっているなと思いました。それと同時に事業が進められるかもと少し安心したのも覚えています。
あと、期待していた環境面は期待通りと言いますか...みんなずっと作業したり起業やスタートアップやビジネスの話をしていたりでモチベーション維持にとても繋がりました。
みんなの事業状況が、本当にリアルタイムで聞けたり感じられる環境なのですごく刺激をもらってます。
入居前は21時くらいに会社から帰ってきて、少しYouTubeみて寝ちゃうとか全然あったんですが、この起業家シェアハウス来てからはYouTubeの試聴時間が1/100くらいになったと思います。(笑)

ー起業家シェアハウスのコンテンツの中で、良かったものや逆に悪かったものなどあったりしますか?

吉崎さん:中間発表とか月末のカンファレンスは、審査員である数名のVCやメンターにオフラインでプレゼンするので思っていた以上に緊張感がありました。そこでもらえるフィードバックなども要点をついてくるような的確なもので、事業を進めるためにとても需要な要素だったなと思います。
あと、Heimat Hourっていうのが毎週あって、自分の進捗を毎週追ってくれるのはありがたかったです。やっぱり1人では管理しきれない部分というか、人に言われたり人に共有する時間があるのは本当に良かったなと。
1人でやっていると自分がやってきたことを振り返る時間とかそれをアウトプットする時間とかがなくなりがちだけど、人に共有することで強制力が増す感じはありました。
あとペアの人の事業がすごく進んでいるのをみて、刺激を受けたりもしました。

ー起業家シェアハウスに入ってどういうところが成長したと思いますか?

吉崎さん:まず、事業のフェーズは結構変わりました。リリースするのは前提なんですが、それに伴ってどのような検証が必要か、検証の仕方はどうするかとか、「手段」の部分がより具体的になっていったと思います。それによって、ただリリースだけじゃなくて次につながるリリースという「検証」ができる気がしています。
あとは個人の生活習慣も変わりました。まずYouTubeをみなくなったのは自分でも衝撃的でした。(笑)
時間の使い方はかなり変わりました。

ー起業家シェアハウスでの1日のルーティンとか聞いてみたいです!

吉崎さん:
9:00 起床
9:30 出社
18:30 退社
19:30 起業家シェアハウスに帰宅、部屋にリュック置いてMacBook持って1階のカフェスペースor作業スペースに移動
21:00 作業に詰まってきたところで散歩に行く
22:00 シャワー浴びる
22:30 GAKUWARIの人たちが帰ってきて、共有スペースで話を聞いたり、みんなで情報共有が始まったり
24:00 就寝

ー集団生活とかは慣れていたのでしょうか...?

吉崎さん:大学の1~2年時代は寮みたいなところにいたので少しは慣れていたのかなと思います。あと、4年の後半1ヶ月半くらいフィリピン留学の時にドミトリーに滞在した経験があったので、その経験は生きたかなと思います。

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ーご自身の事業の「ゴール」についてお聞きできますか?

吉崎さん:ゴールはイグジットに置いています。この事業での上場などは考えていません。
コミュニケーションを大切にしている企業からの売却を狙っていますが、どのくらいの金額とまではまだ...

どのくらいまでにどのくらいの規模にしていたいとかありますか?

吉崎さん:2年後とかには誰にでも知られているサービスにはなっていたいです。

ー売却した後はどんなことしたいとかありますか?

吉崎さん:株式会社 刀っていう企業のスタートアップ版というかベンチャー版みたいなのを作りたいというか。しっかりマーケティングのスキルを持っていて、ファイナンスとか経営についての知識や経験も豊富な森岡さんの会社のようなことをしたいです。
森岡さんに憧れています。(笑)
でもそれ以外にも、いずれ僕の出身地の富山県とか地方とかを盛り上げていきたいなというはもともとありました。その手段としてマーケティングは勉強というか実践していきたいなと思っています。
その方向性で森岡さんに興味を持った感じでした。
そして、マーケティングのみならず資金力とかファイナンスの面も自分の事業を通して学んでいきたいですね。
なので将来的には日本を代表するマーケティングの会社を経営したいです。

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ー吉崎さんにとって「起業家シェアハウス」とは

吉崎さん:「事業と自分を成長させてくれる心の支え」いや「変人の集まり」ですね。(笑)

ー吉崎さんにとって「スタートアップ」とは

吉崎さん:「ジャングル」です。
その心は、なんとなく光は見えるんだけど、すぐにぶつかったり引っかかったりするというか...結局険しい道のりなんですよね。まあ今の段階での見解ですが。

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