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現代のZEN~禅~的生き方とは?

禅とは何か? ~心の平和を求める仏教の教え~


あの、スティーブジョブズも傾倒した「禅」ですがいったいどのようなもので、どんな効果があるのか、起業家と何の関係があるのかをきちんと理解していますか??今回はzenhouseで提供している「禅」について説明していきたいと思います。

この記事を読むことで

・禅の起源を知ることができる
・禅について知ることができる
・禅の効果を知ることができる
・起業家と禅の関係について知ることができる
・禅を生かした生活を送る手段を手に入れることができる

是非最後までご覧ください。



・禅とはどのような仏教の教えか?


・禅の発祥

白隠慧鶴「達磨像」

禅の祖は菩提達磨です。釈迦(にはじまる仏教の正法(正しい教え)を受け継ぎ、28代目となった達磨大師は6世紀の初めごろインドから中国へ渡ります。嵩山少林寺(すうざんしょうりんじ)で9年も坐禅を続けた達磨大師は、経典や言葉、文字に頼らず、師と弟子の直接的な関わりの中でみずからの心を知り、悟りの境地へいたる禅宗を成立させます。その教えが受け継がれ、臨済義玄(りんざいぎげん)を祖とする臨済宗、黄檗宗(おうばくしゅう)、曹洞宗という門派が生まれました。禅は、座禅や瞑想を通じて、自己の本来の姿を見つめ、心を静め、心の平和を得ることを目的とします。

それらをまとめると

【みずからを律し、万物に感謝し、ムダを省き、生き方を見つめ直すこと】

ということになります。




・禅の修行において重要視されること


禅の修行においては、自己の本来の姿を見つめることや、現在の瞬間に集中することが重要視されます。そのため、座禅を行うことが中心的です。座禅は、正座で座り、背筋を伸ばし、呼吸に集中することで行われます。また、歩行禅や掃除禅など、日常生活の中での修行も重要視されます。

「直心是道場」というものがあります。

どこかにある建物とか、修行に適した道場とか、そういう所から来たのではなくて、直心で修行するところが道場。というものです。

→直心とは執着や分別を離れた浄らかな心のことです。

心次第でどこであっても道場になり得るということですね。


霧の中を行けば覚えざるに衣湿る

身を寄せている環境からは知らず知らずのうちに影響を受けてしまう、という意味の言葉である。人間はどうしたって善くも悪くも周囲の環境から影響を受けるため、場所は関係ない、とも言い切れない。「置かれた場所で咲きなさい」と言われても、種が置かれたのがアスファルトの上だったなら、いくら努力したところで咲くことなどできない。


心を大切にするだけではなく、環境も選んでいくことも現実的には必要なことだとされています。ノイズにまみれた生活をしている私たちにとって心の在り方を整えることはもちろんですが、環境を整備していくことが必要であることは明確です。

一見矛盾するこの二つの環境と心の両輪を統合することが禅的生き方です。



・禅がもたらす効果


禅の修行である、座禅や瞑想を通じて、心を静めることで、ストレスや不安を解消することができます。また、禅によって、自己の本来の姿を見つめることで、自己受容力が高まります。さらに、現在の瞬間に集中することで、集中力や創造力が向上すると言われています。
最近注目が集まっているマインドフルネスも同様の効果があります。
この現在の瞬間に集中すること言い換えると「マインドフル」であることが起業家にとって最重要であることを以下の文章で説明していきます。



禅が起業家に与える影響 

~現在の瞬間に集中する力とビジネス~

・禅とビジネス


禅の修行は、現在の瞬間に集中し、心を静めることが重要視されます。この力をビジネスに活かすことで、集中力や創造力が向上し、業務効率の向上やアイデアの出しやすさなどが期待できます。また、ストレスや不安を解消することで、冷静な判断ができるようになり、良い結果を生み出すことができます。日々山のようなタスクに忙殺されているあなたも今この瞬間に集中して一つ一つのことに集中することで今の作業効率と心の健康の両面の回復を期待することができます。



・ビジネスにおける現在の瞬間に集中する力



ビジネスにおいて、現在の瞬間に集中する力は非常に重要です。例えば、ミーティングやプレゼンテーションを行うときには、相手の目を見て、現在の瞬間に集中することで、相手の気持ちや反応を読み取り、効果的なコミュニケーションができます。また、ビジネス戦略の立案や問題解決の際にも、現在の瞬間に集中することで、的確なアイデアや解決策が出せるようになります。あれやこれやと様々な不安を頭でこねくり回すのではなく、今できることに集中することがビジネスの現場でも役に立ちます。




・禅を取り入れた生活


禅の修行は、日常生活や仕事中でも行うことができます。例えば、お茶を淹れるときや、食事をするときにも、現在の瞬間に集中し、心を静めることができます。また、掃除や片付けを行うときにも、掃除禅や片付け禅を実践することができます。禅を取り入れた生活は、心の平和をもたらし、生活の質を向上させます。ビジネスマンが禅を取り入れる方法としては、毎日に瞑想や座禅を取り入れることが挙げられます。また、仕事の合間に、簡単なストレッチや呼吸法を取り入れることもできます。さらに、集中力を高めるために、電話やメールなどの通信手段を止め、1つの仕事に集中する時間を作ることも効果的です。


重要であるのは一つのことに集中する時間を作ること
そして方々に飛んでいる意識をもとに戻す時間を作ることです。





禅がもたらすメリットとデメリット


・メリット①ストレス解消と心の安定


禅の修行には、心を静めることが重要視されます。そのため、毎日の瞑想や座禅を取り入れることで、ストレスを解消し、心の安定を保つことができます。これによって、仕事に集中することができ、冷静な判断や対応ができるようになります。また、効果は継続をするごとに実感が強く持てるようになりますが、1日5分の瞑想を長く続けることよりも瞑想の最中に感じる「今」という感覚を体験することが重要なため、ある程度の時間を確保してその感覚を磨くことが必要です。具体的には短くとも10分~15分時間が取れるときには30分~1時間ほどやってみるといいでしょう。
その際には瞑想を教えてくれる人の下で体験することをお勧めします。



・メリット②集中力と創造力の向上


禅の修行には、現在の瞬間に集中することが求められます。この力をビジネスに活かすことで、集中力や創造力が向上し、業務効率の向上やアイデアの出しやすさなどが期待できます。実際に瞑想をすることによって灰白質の老化を防ぐことが確認されています。灰白質とは神経細胞が集合している場所で、スキルの習得や記憶、自己認知、おもいやりなど、人間の機能に関係している部分です。 年齢を重ねていくにつれて萎縮していくことが研究からわかっており、 瞑想を行うことによって脳が衰えにくくなるという裏付けがカリフォルニア大学が2015年に行なった研究から明らかになっています。




・デメリット① 時間や場所の制約


禅の修行には、時間や場所の制約があります。瞑想や座禅を行うためには、静かな場所が必要であったり、毎日時間を作る必要があります。これがビジネスに影響を与える可能性があるため、うまく時間の使い方を調整する必要があります。時間を確保しなければならないという事実を変えることはできませんが、実際に世界を先導している起業家や実業家は忙しい中でも1日に瞑想の時間を確保しています。
あのスティーブジョブズも瞑想を愛し、自分の家の中に 瞑想スペース(散歩道のようなもの)をつくったり、メンターとしてお坊さんとの対話を続けたことで知られています。



・デメリット②他のビジネススキルとのバランス



禅の修行は、他のビジネススキルとのバランスが重要です。禅の修行に時間をかけすぎて、他の業務が疎かになってしまったり、仕事に必要なスキルを犠牲にしてしまうことがあるため、禅をビジネスに取り入れる際には、バランスを保つことが大切です。
お勧めの取り入れ方は、タスクの細かい間に軽い呼吸ストレッチをすることと、一日の作業開始前、作業後の時間に5~10分ほど時間をとって瞑想をすることです。


禅と日常生活の両立をめざして


まとめ

この記事では禅とは何か、日々の生活を営む中で日常にうまく禅的な考え方、生活習慣を取り入れていく方法を取り上げました。
これらを活用することで起業家の皆さんの夢や、目標に向かっていく速度が向上し、豊かな人生になることがあれば幸いです。
また、zenhouseではここで紹介した生活を送ることができる環境が整っています。1日から体験することもできますので禅的な生き方をしたいという方は是非気軽にいらしてください。お待ちしております。



◇ZEN HOUSE入居者募集中


ZENHOUSEは東京都大森にある、起業家向けのシェアハウスです。
現在7人の起業家が入居しており、各々の夢を叶えるために日々覚悟を持って修行をしています。
普通の起業家向けのシェアハウスとは異なり、ZENHOUSEは起業家が事業をやり切るための健康
な身体、習慣作りをサポートします。



大切にしていること(家訓)



「幸せに熱狂する」

ZEN HOUSEは持続可能的な熱狂、ハードワーク、自己実現のライフスタイルを目指しています。一時的な熱狂やハードワークではなく、私たちはいつでも、いつまでも最大のエネルギーを出せるように己と向き合い、心身を鍛えていきます。起業とは、人生とは短距離走ではなく、長距離マラソンです。

①朝早くから働き、夜は明日のために休む

ZEN HOUSEは朝から働いて夜は必ず休みます。仕事は必ず21時まで、これを約束してください。無理な方は少しずつ合わせていってください。この区切りをすることで仕事の「質」にフォーカスし、一日の過ごし方が変化していきます。

②欲を捨て、自己実現のために力を注ぐ

ドラッグ、スマホ依存、不健康な生活、淫らな人間関係などの短期的な刺激を抑え、自己実現のためにエネルギーを使います。短期的な刺激よりも、長期的に安定な幸福、精神を保てる状態を目指します。

③余暇、余裕を持ちながら創造する

仕事だけでの生活では、世界を変えるもの、自分を表現する作品が出来上がりません。常に自分と対話し、生活に余裕をもち、感動して、愛と感謝を感じれる人間になりましょう。そこから素晴らしいサービスや、世界を変えるようなものができると信じています。

このライフスタイルを一人で習慣にすることは難しいけれど、みんなで集中することで成し遂げることも簡単になります。

コンテンツ

①ルーティーン:


◇毎日22時就寝 & 5時半起き


朝のルーティーン

5:30   起床(布団を四つ折りに綺麗に畳む)
5:30~6:00 筋トレ/ストレッチ
6:00~6:15 瞑想(時間遵守)
6:15~6:20 Deep Work準備
6:20~7:50 Deep Work(会話/SNS/ミーティング/スマホ禁止)
7:50~8:00 朝会(俳句+タスク共有)
8:00~8:30 休憩
8:30~9:50 Shallow Work(会話禁止)
9:50~10:30 朝ご飯(英会話)

※21:00 ~ 6:20まで電子機器の使用禁止



夜のルーティン

18:00~19:00 夕食
21:00~    電子機器の使用禁止/喫煙禁止
21:15~    お風呂ラスト/会話禁止
21:45     全館消灯/就寝

21時以降は自身の振り返り日記を紙のノートに書いていただきます。

・振り返り日記の内容

  • 今日のゴール/タスク

  • 良かったこと

  • 反省点→具体的なネクストアクション

  • 感謝3つ

  • 明日のタスク/ゴール

この振り返り日記を9:50~の朝会でメンバーと共有していただき、毎日自分の行動にFBをしあいます。


注意事項

  • 基本朝5:30に起きていただきます。

  • 朝のルーティンには基本参加をお願いしています。

  • 休みたい時は各自OFFを取るスタイルになっております。




②習慣化サポート:

改善したい悪習慣がある方、悩みのある方は、希望制で運営が個別で
習慣改善をサポートします。

・ジャンクフード
・ポルノ
・食べ過ぎ
・筋トレサポート 等



③振り返り会:


毎週月曜日18:00~19:30の夕食の時間は、皆で振り返り会を行います。
月曜日の18:00~19:30は優先的にご参加ください。

振り返り内容

  • 週の目標を達成できたか

  • 良かったこと

  • 反省点→具体的なネクストアクション

  • 今週の目標


④ご飯:

10:30〜朝ご飯、18:00〜晩御飯の二食提供されます。基本的に時間通り出席をお願いします。
月に2,3回運営が休むことがありますが、基本毎日用意します。


ZEN HOUSE HP/SNS 等詳細





場所:

東京都大森駅から徒歩15分の一軒家

対象者:

・18歳~25歳優先(26歳以上の方は要相談)
・起業家/起業準備中/独立希望(1年以内に独立すると約束できる方)

ご相談:

こちらの公式LINEからお問い合わせをお願いいたします。





「参照」

・マインドフルネスのアプローチ ―身体から心へ― 山本和美
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/61/6/61_61.6_522/_pdf/-char/ja

・マ イ ン ドフ ル ネ ス は なぜ 効果 を もつ の か 熊野宏昭 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpm/52/11/52_KJ00008274856/_pdf/-char/ja

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