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#嫌な月曜日をどう見る?

キャンプから戻った休み明けの月曜日が来た。正直、心はふわふわしており、感情が定まらない状態だった。日々の「書く習慣」を通して、仕事への嫌悪感が明らかになった。

特に、生徒会の事前準備における自分の葛藤がそれに大きく寄与している。計画通りに事を運びたいという願望と、他人を上手く導けない自分に対する不満が存在していた。

渋々出勤し、本を読んだり、今日のToDoリストを整理していると、同僚が挨拶を交わしに来た。その際、子どもが学校に忘れた重要な書類が乱れた状態で見つかったという話を聞くことになった。

この同僚は、細部にわたって気を配り、コミュニケーションを大切にする人物である。しかし、その細やかさゆえに、時には他人の短所も目につくことがある。
そんな同僚とはよく、多角的な視点について話し合い、一般に「間違い」とされる見方が本当に間違っているのか、またはただ単に違う視点からの見方なのかについて議論する。

今回、同僚はその乱れた書類について笑いながら顛末を話してくれた。正しい答えを求め、それに向かって努力することも大切だが、人としての欠けた部分を笑い飛ばし、対処する彼の姿勢は、教育者として誇りに思えた。
長い付き合いから、同僚が物事を適当に扱う人ではないことはよく知っている。

この経験を通じて、生徒一人ひとりの背景を理解し、受け止める重要性を再認識した。
この生徒は幸せであり、彼のように他人を受け止めることができる人は、周囲から必要とされる存在になっていく。

今日は朝から心が不安定だったが、出勤して良かったと心から感じる。自分をコントロールしようとする視点から一歩離れて、生徒たちを新しい角度から見ることができた。

この日の経験は、森俊夫先生の「問題は存在しない、問題を作り出しているのは人なんだ」という言葉を思い出させてくれた。

それでいて、一日の終わりには疲れを感じる。そんな自分自身を認め、褒めてあげたい。そして、そんな自分を支えてくれる家族に深い感謝を持つ。

皆さんも今日一日お疲れさま。
明日も、物事を異なる角度から見ることで、新たな発見があるかもしれない。

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