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アイノゲシ 君は誰?見た目はちくちくでもやわらかい混ざった野草

久々に家に帰ってみたらベランダにどえらいのが生えとる。

ごっっっっっつ!!

でかい。そして強そう。
根に近いところから四方に分岐して長く伸びてるもんだから風にゆらゆらよく揺れてる。
そんな日当たりもよくないはずなんだけど…アスファルトの隙間からよくまぁこんだけのもんがはえてきたな。
去年まではこんなのはえてなかったと思うんだけど…
どっからきたんだろ?
これは観察するしかない。

いろいろ気になるところはあるけれど、まずはこれ。

たんぽぽみたいだけどあんなふわふわしてない。

綿毛!たんぽぽが「ふわふわ」だとすると、この子は「ふさふさ」。
さわり心地もふさふさしてる。イヤリングとかでありそう。
たんぽぽみたいなパラシュートというよりは種に毛が生えてるみたいなかんじ。
これでうちのこのアスファルトの隙間まで運ばれてきたんか?

たんぽぽやん。

こちらが花。うん。たんぽぽ。ちっちゃいたんぽぽ。
花だけみると全体のごつさを感じない。
鮮やかな黄色で真ん中のほうにひゅんひゅんと雄しべ?が伸びてる。

窓から見えるからちょくちょく見てたんだけど、夜は花が閉じてて、陽にあたると花が開く。たんぽぽもそうじゃなかったっけ?
なんでなんだろ?

大根の葉ってこんなかんじじゃなかった?ちがうか…

初見でごついやつやな~思ったのはきっとこの葉っぱからだと思う。
大きいし強そうなのよ。分厚いし。ちくちくしてるし。のこぎりっぽいし。もうこれは武器。
形がほんと変わってるんよね。
魚のしっぽをつなげたようで、そして生え際が茎をぐるっと囲んでる。
そして…

のこぎりっぽさがない!

ところどころこんな感じのもあって、ばらつきがある。
この葉っぱのこぎりの所がない。ギザギザはしているけれど。

匂いは特にないけれど、食べたくはないなぁ。
かたそう。
ちくちくしてるしとにかく食感がわるそう。

じゃぁ調べようかな!
花言葉はこれまでで一番凶悪そう。たのしみ。

なにかわからない・・・

ん・・・???

これまで google レンズ で調べて、出てきた植物の名前でググって特徴を再確認でいけてたんだけど・・・なんかいまいち合うのがないな。

ノゲシにしては葉っぱがトゲトゲしてないし、オニノゲシほどいかつくない。カキネガラシ?ちがうなぁ…

雑種!このあいまいなかんじ…きっとこれだ。

これじゃないか・・・?

ノゲシという葉っぱがちくちくせず触ってもいたくないものと、オニノゲシという葉っぱが鋸状で触ったらいたいぐらいちくちくしているもの。この子は葉っぱはのこぎり状だけど触っても痛くないしやわらかい。どっちつかずでどっちの特徴もなんとなくもってる。

たぶんノゲシとオニノゲシの雑種のアイノゲシだ。

ってことは近くにこの2つが生えてるんだな。
綿毛にのってやってきたのかしら。

調べてはみたけど・・・

調べてはみたけれど、情報がすくない。
ノゲシとオニノゲシはでてくるがその雑種であるアイノゲシはけっこうバリエーションもあるよう。
花言葉もでてこなかった。

ノゲシ、オニノゲシについてはまた観察した時に詳しく調べよっと。

アイノゲシのまとめ

  • ノゲシとアイノゲシの雑種

  • 両方の特性をもっていてバリエーションがある。どっちつかずな特徴


ここまで読んでいただきありがとうございました!読んでいただけた方にはもう明らかだとは思いますが、私は植物に関してはほとんど何も知しりません。タンポポがわかったり、オオイヌノフグリを知ってるのを自慢できるぐらいです。
この自然観察日誌のnoteは、そんな自然無知の自分が、最近自然を観察することのおもしろさに気づいたことをきっかけに、その日心に留まったものを観察し、少し調べたものを記録したものです。
誤りもあるかもしれません。その時はぜひやさしく教えてください。

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