『インセプション』 ラストシーンの意味するものは簡単。複合的だがわかりやすい。『市民ケーン』を引用。
割引あり
評価 ☆☆☆☆
あらすじ
心の中で秘密を探り出す「エクストラクト」。コブとアーサーはサイトーを説得しているが、建物全体が揺れ始めた。サイトーは消え失せ、なぜか元妻のモルが登場する。モルの誘惑を断ち切ルト、今度はアーサーを人質にとったサイトーとモルが現われた。ここはアーサーの夢の中だった。
それにしても、こんな刺激的な作品と出会うとは思わなかった。『インセプション』は多分、ここ10年の中でも極めて完成度の高い作品。2010年公開。監督はクリストファー・ノーラン。出演はレオナルド・ディカプリオ、渡辺謙など。さまざまな意味でハリウッドの底力を見せつられたように思えた。
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