1人リゾートホテルで楽しむ優雅な時間
屋久島いわさきホテルは二つの顔を持つ。
高原の佇まいと海辺の佇まいだ。
背後には屹立したモッチョム岳を従え、南にははるかな大海原が広がる。
ホテルの庭は1時間前後の散策もできて、それだけでも十分ハイキングになる。
屋久島の縦走を終え、疲れた身体に温泉のぬくもりと温かなサービス、そして美味しい食事。そういったものを身体全体で欲した。
重いザックを背負いながらいわさきホテルバス停に下り立った私は、少しどきどきしてホテルのロビーに向かった。
吹き抜けのロビーは屋久杉のオブジェと広大な庭園がまず目に飛び込む。
昔、某女性誌で泊まりたいホテルとして、そのロビーの写真があったけど、そのままの佇まいだった。
リゾートホテルといえども高級ホテルに単独で入るのは初めてで、かなり緊張する。
まして山から下ってきたばかりなので、適度に汚れているしお風呂にも入っていないので、相当臆するところではあります。
フロントではリゾートホテルらしく、気取りのないさわやかな応対で部屋まで案内される。
屋久島に着いた時は、素泊りの民宿だったからこの差は大きいw
1.アクセス
屋久島までは、鹿児島から高速船、フェリー、飛行機の選択肢があり、私は時間と金額から高速船を利用。宮之浦港からは路線バスが本数も出ていて便利です。なんといっても路線バスは、途中の民家から南国の花々が咲き乱れている様子をつぶさに見ることができる。
鹿児島までは格安航空を使った。
2.部屋
海辺に面したデラックスツインでした。多分シングルの部屋はないようで、一人でもツイン、料金もツインwww
この部屋を広々と使えるということが、優雅このうえなしなのです。
3.風呂
館内着は浴衣ではなく、ハワイアンドレスのようなワンピース型で、柄もおしゃれでこれだけでリゾート気分になれる。
泉質は弱アルカリ性の単純硫黄泉 でPH9.5、循環ですが塩素臭はほとんど感じない。少しとろとろしたやさしいお湯だった。
浴槽の中に屋久杉も使われている。
なんといっても露天風呂からの山々の展望がすばらしく、大自然のなかのお風呂にいるみたいです。
4.食事
夕食はフレンチのフルコースになっていました。
お花があしらわれていたりして、すごく南国気分が味わえます。
テーブルの配置も気を配られていて、一人でも周りの視線が気になることはありません。
朝食が全く記憶がないのですが、バイキングではなかったと思う。
5.まとめ
高級ホテルは敷居が高そうで気後れしていましたが、リゾートホテルだと服装もくだけていてもOKだし、羽を伸ばす!ということが優先されているのでとてもくつろげました。
とは言うものの露天風呂で話しかけられた奥様は「クルーズ船であちこち回るのが楽しみなのよ」とか、やっぱりお金の使い方の次元が違うな。
部屋:★★★★★ 展望は山側も海側もすばらしいです、広くて落ち着いて います
風呂:★★★ 掛流しだったらさらによかったけどいいお湯です
食事:★★★★★ とてもおいしいフレンチでした
接客:★★★★★ 自然で温かみのある接客でした
HPより写真はお借りしました
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