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ブルゴーニュ・シャルドネ-ジャン・フィリップ・マルシャン2015

辛口のシャルドネ種は、火を通した日本食にはほんとによく合いますね。
もちろんお造りにも合うとは思うのですが、
そこには日本酒という先祖から受け継がれてきた最良の酒があるので、
無理してワインを合わせなくてもいいかなと思っちゃうわけなのです。
やっぱり日本酒最高!~

いや、まてまて、今日はワインですよ。
ブルゴーニュの特定産地を呼称していない、ごくごく一般的な
シャルドネ種の白ワインです。

ジャン・フィリップ・マルシャンというドメーヌの生産で
ジャン・フィリップで5代目に当たり、息子のジュリアン・マルシャンとで親子二代体制みたいです。

ブルゴーニュ地方のシャルドネ種、実はかなりピンキリでして、
リーズナブルなものからううむとうなるものまであるのですが、
やはりこういっては元も子もないですが、値段なりです。
ただリーズナブルだからまずいと言うことはなくて、どういうものを期待しているのかという選択ではないでしょうか。

シャルドネ種と言えば、第三国やカリフォルニアでも大々的に生産されていて、概ね第三国のシャルドネ種は、かなり濃厚でお日様の香りがプンプンというイメージですね。
カリフォルニアワインについては、昨今はヨーロッパをしのぐすばらしいワインの数々が溢れていますが、私はちょっとカリフォルニアワインにはうとくて、カルドルネさんのnoteを参照していただけると、そのすごさがわかると思います。


話をもどしましてブルゴーニュ地方のシャルドネ種です。
やはり第三国のシャルドネ種に比べると、香りがエレガントです。
そして重たくないぎりぎりの軽やかさがあります。
第三国のシャルドネ種だと、氷を入れて飲みたい位な重々しさと濃淳さがありますが、その微妙なところで踏みとどまっている感じで、
キンキンに冷やさないで、その微妙な濃さを楽しむこともできるし、
よく冷やしてさらっといくこともできます。
微かな甘みが和食に合う気がします。

なんといってもシャルドネ種にはバター風味がよく合います。
そんなわけで、今日は真鯛のポアレ
付け合わせは、いちじくにオリーブオイルと塩コショウしたものを
冷凍して解凍したもの、そして小松菜のソテー
副菜は豆腐の豆乳鍋風です。

このいちじくは友人が育てているのですが、ちょっと名前は失念なのですが、白いちじくの仲間で、とても甘みが強いのです。
傷みやすくもあるので、早めに食べないといけません。
沢山いただいたので、食べきれない分は冷凍したのですが、
この解凍後の物も、更に甘みが増したように感じます。
バルサミコ酢を掛けてもおいしいです。

豆腐の豆乳鍋風はいま我家で、マイブームになっています。
大きめに切った豆腐を豆乳でことことと煮ただけなのですが、
これに味ぽんを落として食べるとすごくおいしいのですよ。
ぜひお試しを!

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