見出し画像

2024夏、北海道旅行16日目

すばらしいキャンプ場を離れるのは意外と寂しいものだ。
旅というものは、そこに少なからず名残を残しながら次の目的地へと向かう。もしくは自宅に向かって旅しているのか…

未知のキャンプ場を目指して、または思いがけない温泉を求めてわくわくを胸に次へと進む。
それはがっかりすることもあるし、思わぬ邂逅に胸躍ることもある。
さてさて次はどんな旅が待っていてくれるだろう。

北海道を旅して富良野を素通りするという暴挙を経て岩見沢に向かう。
北海道の広さを考えると、折り返しも過ぎて少しでも函館に近づいておきたいという心理が働く。
テント、移動、テント、移動。。。
クイーンの映画でフレディが、
「ツアー、レコード、ツアー、レコードもううんざりだ」って言ってグループを抜けていくシーンがあったよね。
うちが今まさにそれ、いやフレディと比べるかいって突っ込まれそうだけど、テントを立ててまた畳んで移動して、延々その繰り返し…
これが15日続くと肉体的にもしんどくなってきて、宿取っちゃおうかなあと少し弱気の虫も出てくる。
まあ、そうは言っても次のテント場はもうとっくに予約しちゃってますからね~

途中三段の滝に寄り道、デジャヴかってくらい既視感あったけど、2年前にも反対側の道から来てたんだった。

そんなこんなでいわみざわ公園キャンプ場フリーサイトです。

フリーサイトの一番上段ですぐ後ろに栗の大木があって、熊出たら責任取ってや。というシチュです。幸い熊は出ませんでした。
ただ風が吹き抜けて、中々涼しく快適です。虫が気にならないくらい少ないです。

テントを張ってひと汗かいたところで、キャンプ場からほど近い岩見沢温泉なごみという日帰り温泉に向かいます。
ソープ類はなくて持参です。Na-塩化物泉ですがわかってはいましたが循環で、サウナ、温湯、熱湯、薬湯などのある所謂いわゆるスーパー銭湯。
汗を流せればいいやと気を取り直します。

キャンプ場は学童の子たちも来て中々の盛況ぶりです。
隣の公園のゴーカートのクラッシュ音が更なる賑わいです。
白金野営場が鳥の声だけだったので、街に来たなあと別の感慨もあります。

昼食です。今回の北海道の旅でものど越しと水分補給でスイカに随分お世話になった。丁度時期で美味しい。

昼食を食べ過ぎたので、夕食はご飯を炊くのはやめて、うなきだけ焼いて済ませた。

夜、裏の藪がガサガサすると、少し不安にもなったけど、何事もなく朝を迎えた。

五穀食パンにバターを塗りたくって朝食とした。

※いわみざわキャンプ場:予約制、暗証番号で入場、係の人が回ってきて支払します。テント一張¥1000 和洋式トイレ 炊事場
※岩見沢温泉なごみ:入浴料¥490 SR BSなし

2024.8.2(金)晴れ









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?