久しぶりのカワセミ
これまで使っていた照準器を新しくしたのでカワセミを撮りに行きました。
この照準器(表紙の写真)はかなり優秀なもので、覗く角度によってドットのずれ(視差)がないように設計されています。さらにオンにしていても2時間後にはオフになるようにプログラムされています。
川に着いてまず撮ったのは、ダイサギ。
照準器いらずの撮影でした(笑)
2羽のダイサギは天を仰ぎダンスのような動きをしていました。
初めて見た光景に感動してしまって、シャッターを切りました。
しばらくすると止まり木にカワセミがとまりました。
いよいよ照準器の出番です!
川に飛び込みますが、思っていた場所に飛び込みません。
いくら高性能の照準器があってもカンの悪さ、そして腕が悪いと全く撮れません。
川への飛び込みは撮れませんでしたが、魚をくわえて飛ぶところはなんとか撮ることが出来ましたが、ジャスピンではありませんでした。
その後、ホバリングを2回目撃しましたが、結果はピンボケ。
やはりファインダーを覗き、マニュアルでピンをあわせないと無理なんですね。大体、私の三脚はピタッと止めるコトができないので、照準器を調整するのも難しいんです(言い訳です)
その後カワセミも下流のほうに行ってしまったので追いかけていくと、そこにはいつも親しくしていただいている野鳥写真家のNさんがいました。
そのNさんの撮り方を見ていると、カワセミがどんな行動をしどこに飛び込むのかまるで分かっているかのようにカメラを振りシャッターを切ります。
カワセミが止まり木の真ん中あたりにとまった時には、
「上に上がるぞ!」と言って、カチャカチャカシャカシャ。
Nさんはたぶん私に教えてくれたんだと思いますが、すぐにその意味が分からず、私は別のところに置きピンしていました(笑)
その後、水浴びを20回以上するカワセミ。魚を捕る気が無いようです。
結局、高性能照準器の出番は無く、夕方になってしまいました。
きょうは改めてNさんの経験の豊富さを目の当たりにしました。
カワセミ撮影は奥が深いですね。次回、がんばろうっと!