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新ことわざ?「娘にしぶしぶスマホ」

夏休みを前にして、ついに、と言いますか、ようやく娘にスマホを持たせました。
現在、小学6年生です。

お友達や同級生たちの様子をみていて、本当はもっと前から渡してあげても良いと思っていたのですが、少し生活習慣を改善させてから、という考えでミッションを与えていました。

ミッションといっても本当に簡単なもので、
寝る時間を守る、そして片づけをちゃんと出来たらスマホを使わせてあげるよ、というくらいの内容です。

それは遡ること5年生の時の話です。
その前から(まぁ4年生くらいから)既にスマホを持っている友達が周りにいましたので、本人もずっと欲しい欲しいと言っておりました。

で、我々夫婦も、今時はある程度、必須アイテムであろうという判断から、問題視していたその生活習慣を改善できれば持たせてあげようという考えでした。

それが一向に改善しないんです。

いや、細かい説明はここではしませんが、寝る時間と自分の物の片づけ、という2点だけですよ?
ちなみに、小学校3年生の息子君は出来ている内容です。(なので彼は5年生になったらスマホを即ゲットできると思われますw)

あれだけ欲しい欲しいと言っておきながら、ちょっとした手間を面倒くさがり、ダラダラと過ごしているうちに約束の寝る時間を過ぎてしまい、、、。

結局、こちらがギブアップして、もう夏休み前に持たせよう、という話になったのです(笑)。

途中、何度もこんな掛け合いをしました。

「●●ちゃん、ホンマにスマホ欲しいんか?」
「うん!めっちゃ欲しい!!今度こそちゃんとする!!!」
「絶対欲しいってほどではないから、ちゃんとせーへんねやろ?」
「そんなことない。ちゃんとする!」

といって1年近くですよ・・・。
何の改善も見られないまま、スマホをゲットされました・・・。

この気持ち、なんと例えたら良いのでしょう?

人間の時代が始まってから、数多くの親子の物語があったことでしょう。そこから生じた教訓やらことわざやらも、無尽蔵にあるはずです。

でもね、これといってしっくりくるお言葉が見つからないのです。

無理やり例えるならば、、、
人気店の店主として、この日は朝から行列が出来てるからちょっといつもより多目に作ってみたものの、お客さんは全然買ってくれず、それでも行列はできてて店内満員で、、、まぁそのうち買ってくれるやろうと思ってたけど、いつの間にやら閉店時間が近づいてきたから、仕方なく値引きして売る、みたいな?

そんなシーンあるかーい!じゃないですか(笑)。

あるいは、
球団から「絶対、ドラフトで指名するから」と言われてて、もうその気になって進路を決めて準備をしてたのに、結局指名して貰えず、、、でも、他の進路を切り捨てたこともあって、もはやそのチームに入るしかないから、自らお願いしてテスト受けて、なんとか入団できた、みたいな?

いやいや、違う。なんかややこし過ぎる。。。

そうなんですよ!
色々考えたんですけど、同じような感じは世の中に無いんですよ!

そこでさらに考えました。。。
こういう解釈もできるのではと。

娘もスマホは欲しいっちゃー欲しいけど、それがないと困る、生きていけない、というほどの切実さはなく、つまり昨今問題になっているような“依存”にはならずに、あくまでも“あれば便利なツール”というレベルでスマホのある生活を送れる証拠なのではないか、という解釈です。

逆説的に、まぁこの子なら大丈夫、という信頼を持ってスマホを渡すことになったのだと・・・。

ホンマに逆説的過ぎて自分でも混乱です・・・。

これはもはや、新しいことわざにしてみることで自分を慰めます。

新ことわざ「娘にしぶしぶスマホ」は、
執着してないことから、安心して重要なアイテムを与えることができる親心。またその子供の様子。

神間進の新しい言葉

という意味でいけるのではと。。。

そして先ほど、奥さんから連絡がありまして、
「終業式から帰ってきてから、ずーとスマホ見てる」とのこと・・・。

う~ん、子育てって難しい・・・。

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