大学生🌳 写真と自然、本が大好きです。

大学生🌳 写真と自然、本が大好きです。

最近の記事

小さな彩雲を見つけた。 なんだかいい事がありそうなので、皆様にも共有しておきます🍀*゜

    • 花火を口実に。

      夏休み。 大学で、新しく出会った大切な人たちと花火を見に行った。 私の住む地域で1番規模の大きい花火大会。 フィナーレが近づいた頃、私の左隣に座っていた子がこう言った。 「終わって欲しくないな。本当は今日が来て欲しくなかった。ずっと今日を楽しみにしていたかった。」 その言葉を聞き、私の右隣の子がすかさずこう言った。 「逆に、終わりがあるから今この時間に価値があるんじゃないの。」 あ〜。なんて素敵なキャッチボールだろう。 そう思った。 あまりに真面目で綺麗な言葉

      • 大切な人達と見た海はとても綺麗だった。 ずっとこのまま海を眺めていたい、そう思った。 また来年もこの景色をみんなで。

        • 約10年間の付き合いである友人と花火をした。大人になっても、花火をすると10年前のような子供心が蘇ってくる。

        小さな彩雲を見つけた。 なんだかいい事がありそうなので、皆様にも共有しておきます🍀*゜

        • 花火を口実に。

        • 大切な人達と見た海はとても綺麗だった。 ずっとこのまま海を眺めていたい、そう思った。 また来年もこの景色をみんなで。

        • 約10年間の付き合いである友人と花火をした。大人になっても、花火をすると10年前のような子供心が蘇ってくる。

          大好きだった犬が最後にくれたもの

          これは本当にあった話。 話は小学生のころに遡る。 小さなころから一緒に育った犬がいた。 女の子で、名前はチビ。 チビは子犬のとき、山の中に兄弟とともに捨てられていた。 その子犬たちを見つけたのは、私のおじいちゃんだった。 しかし、生活費のことなどを考えると、子犬たちを拾って帰ることはできなかったため、毛布や牛乳を置いてその日は家に帰った。 次の日の朝、おじいちゃんはどうしても子犬たちの様子が気になり、山に向かった。昨日、子犬のいた場所には冷たくなった亡骸が横たわっていた

          大好きだった犬が最後にくれたもの

          何気ないところに素敵なモノがある…

          何気ないところに素敵なモノがある…

          花屋でバイトを始めた話。

          まず初めに。 新生活が始まり、毎日が早送りの日々を過ごしていた。新しい環境に慣れるまで、かなり体力を消費した。でも、全てが新鮮で、充実していたため、ワクワクした気持ちもあった。 通学をしながら面白いな〜と思うことがあった。 毎日、同じ「人」「車」とすれ違うのだ。 しかも、ただすれ違うだけじゃなく、同じ場所ですれ違う。その度に「プログラミングされてるみたい」と思うのだ。 同時に、毎日同じ時間帯に生きる人がみんな自由になったらどうなるのだろうか、と考えてみた。 ある人は、海外

          花屋でバイトを始めた話。

          本当に大切なモノって。

          自分にとって本当に大切なモノってなんだろうね。 私にとって大切な人が隣で呟いた。 「いつも唐突に深い話を始めるよね。」と彼に返しながらも、興味深い問いだと思った。 まず、彼が何故いきなりそんなことを言い出したのかと思い、チラッと横を見ると「たいせつなこと」と表紙に書かれた本を手に持っていた。私は春休みに読む本を探すために、彼と古本屋に来ていた。 彼の選ぶ本は考えさせられる本が多く、センスがいいなと毎回感心している。 本当に大切なモノか…と考えていると、彼が口を開いた。

          本当に大切なモノって。

          手で伝え、顔で表す

          大学生になるまでの、この時間を有意義に使いたいと思ったため、カフェで本を読むことにした。 お気に入りのカフェに入り、大好きなハムチーズサンドを注文した。 席に座り、店内に流れる心地いい音楽を聴きながら本を読み進めた。 30分くらいしてからだろうか。 1人のおじいちゃんが店に入ってきた。 ハンチング帽子をかぶり、革靴を履いた、見るからにコーヒーが似合いそうなおじいちゃんだった。さすがにずっと見ているのも不審がられると思ったため、また本を読み始めた。 そしてなんと。そのコー

          手で伝え、顔で表す

          寝静まった住宅街で

          最近は時間に余裕があり、夜更かししても支障がないため、夜に散歩している。夜というか夜中に、と言う方が正しいかもしれない。明るい時にしてもいいのだが、まあものすごく田舎であるため、歩いていると知り合いに遭遇する確率が高く、1人で考え事をしながら歩きたい私にとっては不都合なのである。そのため、日が沈み人通りが少ない夜が最適なのだ。 いつものように、寝静まった住宅街の端っこにチョンと並ぶ街灯に沿って歩く。歩きながら、昔の思い出に浸ったり、色々な考え事をする。そして、風に揺れる木々

          寝静まった住宅街で

          濡れた猫で砕く

          今日は何年ぶりかに嗚咽した。 自分でも何で泣いているか分からなかった。 勝手に涙が出てきて止まらない。 たぶん「不安」「焦り」「悩み」「緊張」その他諸々の感情が蓄積されていたんだと思う。 久しぶりに憂鬱な感情に浸っているためnoteに記録しておこうと思う。 私は悩みや不安を誰かに打ち明けることが少ない。どんな事があっても自分にポジティブな言葉をかけて溜め込み、結局抑えきれなくなって涙が止まらなくなる。 自分でも吐き出した方が楽なのは分かっているが、吐き出す勇気が出ない。弱い

          濡れた猫で砕く

          「ありがとう。」

          今を駅伝で例えるとしたら、1位で襷を受け取り、どうにか頑張って1位のままゴールしようと息を切らしながら走っている。そんな感じ。 大学入学共通テストという第1関門を突破した今、丸一日小論文に関する本を読んだり、新聞を切り取ってノートにまとめたりしている。言葉に触れることが好きな私にとって、勉強かつ幸せな時間である。 私はいつも図書館で勉強している。図書館の前にはコンビニがあり、そこでいつも昼食を買っている。 そこでの話。 私はレジで商品を受け取るとき、必ず「ありがとうございま

          「ありがとう。」

          noteの世界って本当に居心地がいい。優しくて温かい人達ばかりで、言葉として表したものを全て受け止めてくれて。周りに吐き出しても共感してもらえない事を共感してもらえる、本当にありがたいです。

          noteの世界って本当に居心地がいい。優しくて温かい人達ばかりで、言葉として表したものを全て受け止めてくれて。周りに吐き出しても共感してもらえない事を共感してもらえる、本当にありがたいです。

          祖母がくれた福

          今日の朝、外の空気を吸いたいと思って外に出た。 今日は太陽が温かく出迎えてくれた。今年は雪が少なくて嬉しい反面、雪の結晶が舞う景色を見ることと、雪を踏む音が聴けないのが少し悲しい。 しばらくすると祖母がやって来た。祖母の家は隣で庭には畑があり、畑の横にはたくさんの植物が生えている。春には梅の花。夏には向日葵。秋にはコスモス。冬には椿。四季折々の景色を見ることが出来るため、玄関に座って畑の横を見るのが好きである。 祖母がハサミで、ある植物を切っていたため近くまで行ってみた。

          祖母がくれた福

          流星群

          「東の空、流星群すごいらしいよ。見てる?」 スマホの通知に浮かび上がる文字。 それを見て私はすぐにダウンを着て外に出た。 先程の通知をタップし画面を開く。 幼なじみからのメッセージだった。家が近く、大自然の中で育った私たちは、中学生になっても高校生になってもずっと仲が良かった。彼との付き合いはかれこれ12年になる。 喧嘩もしたし、課題を手伝いあったりもした。別々に高校に通っているが、帰り道に一緒になった時にはたわいの無い会話に花を咲かせた。 周りからは「両思いなの?」「付

          流星群

          言葉が溶ける世界

          朝、鳥の綺麗な声で目を覚ました。 あの人が座っているソファに向かって走る。 あの人っていうのは、僕が大好きな咲ちゃんだ。 咲ちゃんは僕の飼い主で小さな頃からの友達でもある。 いたいた。ソファに座ってる。 後ろから驚かしてやろう。 僕は「ワン!」と大きな声で吠えてやった。 咲ちゃんには僕の言葉が届かなかった。 咲ちゃんはまるで僕が見えていないみたいだ。 悲しかった。 仕方が無いのでもう1回寝た。 ちょっとでもいいから僕のことを見て欲しかった。 最近、咲ちゃんには僕の言葉

          言葉が溶ける世界