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ZeBrandのブランディングアプローチを使ったブランドの育て方

ブランディングは一度やって終わるものではありません。

世の中の変化のスピードが速くなるにつれ、消費者の気持ちやニーズ、行動もそれに合わせて常に進化しています。ZeBrandは、ブランドが世の中の変化に対応できるよう、ブランドの構築、維持、継続的な成長を可能にするブランディングプラットフォームです。

スタートから成長まで。最適なブランディングアプローチとは?

ZeBrandでは、「Define」「Design」「Deliver」「Refine」という独自のプロセスを通じてブランディングを提供しています。これにより、戦略的にブランドを構築しながら、時間をかけてブランディングを見直し、評価し続けることで、ビジネスや顧客のニーズに応え続けることができるようになります。

本記事では、このプロセスがどのように機能するのか、そしてブランド構築の中で何を期待できるかについて説明します。ブランド構築の道は人それぞれにさまざまであることを踏まえながらも、一般的な視点にたって説明させていただきます。

※この記事は英語記事「How to Grow Your Brand Using ZeBrand's Branding Approach」を翻訳したものです。

フェーズ1:ブランド戦略を立てる

最初のフェーズは、ブランド戦略のフレームワークを構築し、ブランドの中核となる柱とDNAを定義することです。まず、ミッションやビジョン、コアバリューを定義し、その後ビジネスアイディアやターゲットオーディエンス、ブランドパーソナリティを決定します。

このフェーズでは、あなたのビジネスの基盤となるすべての問いに答えましょう。あなたのブランドは、「世の中のどんなニーズに応えているのか?」「競合他社はどこか?」「どのようなブランドと比較されるのか?」「会社を前進させる目的や長期的なビジョンは何か?」といった問いに答えていきます。

ZeBrandでは、プロのブランド戦略家による1:1のブランドコーチセッションも提供しており、戦略を練り直し、より良いブランドの確立をお手伝いします。ブランディングに対して、不安をお持ちの方もこのセッションを通じて不安が解消されるでしょう。

注目すべきZeBrandの機能(カッコ内は機能名になります)
・ブランドコア(ブランドDNA)
・ビジネスアイディア(ブランドDNA)
・ミッション、ビジョン、コアバリュー(ブランドストラテジー)
・ブランドコーチ


フェーズ2:ブランドをデザインする

次に、あなたのブランドがどのように見え、感じられるかをデザインします。

あなたの個性を表現するのに最適な色は何か?
声のトーンに最も合うフォントは何か?
コミュニケーションやマーケティングに使用する画像はどのようなものか?

ロゴやカラー、タイポグラフィ、写真のスタイルなど、これらの要素はすべて、フェーズ1で定義した戦略に基づいて決定されます。

デザイン要素は、ブランドガイドラインにきちんとまとめられ、チーム内で共有することで、ブランドアセットを作成する際に、全員の足並みを揃えることができます。すべてのメディアで一貫したルック&フィールがあれば、顧客にとってあなたのブランドはより印象的になります。

また、ZeBrandはブランドアセットをアセットライブラリに集約し、必要なアセットを整理、管理、ダウンロードすることができます。

注目すべきZeBrandの機能
・ロゴ、カラー、フォント、写真(ビジュアルアイデンティティ)
・ブランドガイドライン
・ブランドアセット(アセットライブラリ)
・ブランドコーチ


フェーズ3:ブランドの評価と改善

ビジュアルアイデンティティとブランドガイドラインを作成したら、それをチームで共有し、マーケティング資料や商品にブランドを適用できるようにします。チームがブランドに関わる資料やアセットを作成し始めると、ビジュアルアイデンティティや戦略の一部がうまく機能しなくなる可能性があります。これはストレステストと呼ばれるもので、チームが新しいブランドの要素やルールをテストして、それが実際に自分たちのニーズに合っているかどうかを確認するものです。フィードバックを収集し、何がうまくいっているか、何がうまくいっていないかについてメモを取ります。そして、ブランド要素がチームのニーズに、より適合するように、それらの部分を再検討し、改善・改良していきます。

この評価と改善のプロセスを、フェーズ2〜3を繰り返しながら続けることで、あなたのブランドは最適な状態になります。一度にビジュアルデザインを完成させることはできませんが、調整を続けることで、見た目の美しさだけでなく、使いやすさや機能性を確保することができます。繰り返しになりますが、ブランドを改良・改善させるためにさらなるガイダンスやアドバイスが必要な場合は、いつでもブランドコーチに相談してください。

注目すべきZeBrandの機能
・ブランドガイドライン
・ブランド資料
・ブランディングレビュー(ブランドインサイト)
・ブランドフィードバック(ブランドインサイト)


フェーズ4:ブランドを発信する

ブランドを最適な場所に配置し、ブランドアセットを完成させたら、次はブランドを世に送り出す番です。このフェーズは、ブランドが初めて外部のオーディエンスに公開されるため、最もやりがいを感じると同時に、最も緊張するフェーズでもあります。

顧客があなたのブランドをどのように受け止めているかを知るには、ブランドフィードバックフォームを使って、あなたのブランドの印象について顧客にアンケートを取ってください。彼らのフィードバックは、あなたのブランドが適切な顧客に届き、意図したとおりに認知され、伝わっているかどうかを測るのに役立ちます。もし、ブランドの印象に大きなギャップがあることがわかったら、必要に応じて調整してください。ここでも、フェーズ3の評価と改善と同じプロセスを行いますが、今度は外部のオーディエンスを巻き込んでいきます。

ブランドを発信してしばらくしたら、ブランドスコア機能を使用して、ブランドのパフォーマンスを長期にわたって追跡および観察します。

注目すべきZeBrandの機能
・ブランドフィードバック(ブランドインサイト)
・ブランドスコア(ブランドインサイト)


フェーズ5:ブランドの評価と成長

あなたは今、テスト、フィードバック収集、改善の技術を習得し、その結果、あなたのブランドは世界で通用するものとなるでしょう。この段階になったら、一歩引いて、あなたのブランドとビジネスがどの程度一致しているかを再評価してみてください。現状のブランド戦略やデザインは、今もあなたのビジネスを反映していますか?それとも、時間の経過とともに生じたギャップやズレがありますか?これは、リーダーシップの交代やビジネスのピボット、チームの成長など、ビジネスが変化を遂げるときに時々起こります。しかし、このような変化に気づき、その変化に合わせてブランドを再構築することが重要です。

もしこのような事態が起こり、ブランドとビジネスの整合性が取れなくなった場合は、ブランド戦略(フェーズ1)とビジュアルアイデンティティ(フェーズ2)を見直し、必要に応じて要素を見直し、ブランドを更新してください。

注目すべきZeBrandの機能
・ブランド戦略(ブランドDNA)
・ビジュアルアイデンティティ(ブランドガイドライン)
・ブランドコーチ


まとめ

繰り返しにはなりますが、ブランディングは一度行えば終わりというものではなく、作っては試し、テストをして再評価し、改善を行うといった連続的なプロセスです。そうすることで、ブランドは常にビジネスの成長過程を反映し、世の中の変化にも対応することができるのです。私たちは、便利な機能やリマインダー、直接のサポートを通じて、あなたのブランドが常にベストの状態で成長し続け、進化できるようにサポートしたいと願っています。

興味をお持ちになられた方はこちらからお問い合わせください。