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データエンジニアに必要な3つの力

はじめに

株式会社ジールは、BI(ビジネスインテリジェンス)を始め、データ活用に特化したビジネスを30年以上続けている会社です。
これからもお客様に質の高いソリューションを提供していくために、一番大事なのはやはり「人」。

今回はジールが考える「データエンジニアに必要な力」そしてその力を身に付けていただくためにどんなサポートをしているのかをご紹介します。

と、いうことで、当社の育成担当をしている上田さんに来てもらいました!
ここからはインタビュー形式でお伝えしていきます。

テクニカルスキル育成担当にインタビュー

みなさんこんにちは。育成チームの上田です。

写真は恥ずかしいので掲載をひかえさせていただければと思いますが、
ジールメンバーの方が書いてくれた似顔絵を載せておきます。笑

私は、2003年にジールにエンジニアとして入社しました。それ以降はDB、DWHなどバックエンド側の設計・エンジニアリングで多くのお客様と関わらせていただきました。これまでのプロジェクト経験を活かして、育成の道に進みたいと兼ねてより考えており、2018年からは人事部で新卒・キャリア採用入社者の育成担当としてテクニカルスキルエリアの研修運営を行っています。

最近のマイブームはPodcastを聞くことです。技術系のテーマのものから・歴史・言語学などジャンル問わず幅広く聞いています。

真面目な話に戻ります。
ジールでは、「当事者意識を醸成し、実践力と成長意欲の高い人材へ。」を基本方針として、ジールの皆さんのヒューマンスキル、コンセプチュアルスキル、そしてテクニカルスキルの3つのスキルの向上を支援しています。

育成体系を支える3つのスキル

​​​​​​​今回はテクニカルスキルの部分に焦点を当ててお話ししますね。

ジールの考えるデータエンジニア像は、
「データ活用基盤を提案する力」
「システムを構築・運用する力」

プロジェクトを円滑に推進する力」
の3つの力を持っている人、と定めています。

ジールの考える、データエンジニア像


■データ活用基盤を提案する力
→データ活用におけるお客様の目的を明確に認識し、目的達成のためのデータ活用基盤を提案する力

■システムを構築・運用する力
→データ活用基盤として定義したシステムを構築・運用する力

■プロジェクトを円滑に推進する力
→データ活用基盤におけるプロジェクトを円滑に推進し、成功に導く力

そうですね。もちろん努力をするのは皆さん一人一人、となりますが、この3つのスキルをさらに5つの知識・スキルに分解して、それぞれまんべんなく身に付けることができるような研修プログラム・制度設計を行っています。

一部にはなりますが、この5つの知識・スキルを育てる研修として以下のような研修を展開しています。

■データモデリング研修
データマネジメントの実践に欠かせないコアスキルである「データモデリング」の基礎を、洗練された方法論に基づき、学びます。

■AI研修
AIプロジェクトの全体像や必要なリソース、各フェーズにおけるAIプロジェクトならではの注意点やポイントについて講義と演習を通して学習します。

アジャイル開発研修
アジャイル開発プロジェクトを遂行するために必要である特徴的な考え方を理解し、実例を用いながら、プロジェクトマネジメントのポイントを学びます。

プロジェクトマネジメント研修
簡単な業務を事例にとって、最初から最後までプロジェクトマネジメントのプロセスの意味/方法を学びます。自身の業務と照らし合わせて、現場でどう活用していくのかも考えられる内容です。

”研修”と名が付くもの以外にも様々なアプローチがあります。
以前掲載されているnoteにも説明がありますが、200を超える資格の取得支援制度部内勉強会、ビジネススキルを中心とした定額制研修サービス"Biz CAMPUS" など… 様々な角度から、この5つの知識・スキルを身に付けることができる様になっています。

ジールメンバーは受け身で研修をこなす、というよりは自分から学びたいことを見つけてくるメンバーが多いので、そのニーズに合った研修プログラムや制度の設計を心がけています。

業務知識・ビジネスモデルの部分つまりお客様の業務内容やビジネスモデルを理解するために必要な知識の研修はまだ拡げられると思っています。
ジールのお客様は多岐に渡るので、必要な業務知識も様々。ここも含め、実際に現場で活躍している各部門の皆さんを講師としてお招きするなど、他部門ともコラボして研修ができたりしたら面白いですよね

ジールの皆さんがデータエンジニアとしてスキルを磨いて行けるよう、これからもバランスよく、研修コンテンツを考えていく予定です。

さいごに

この1枚に私の想いが込められています。

基礎を学び具体化したその先にある抽象のフェーズへ

研修で教えるのは基礎であったり、一つの製品に関する部分が多いです。そこから先、どれだけ応用していけるかは皆さん自身にかかっています。

基礎を学び具体化したその先にある抽象のフェーズ、つまり共通概念を見つけて応用性を持たせることができると、どんな場所でも通用する汎用スキルを持ったエンジニアになれます。
それが私がジールの皆さんに辿りついて欲しい境地です!!

以上、ジールが考えるデータエンジニアに必要な3つの力とその力の強化のために私達育成チームが考えていることをお伝えさせていただきました。

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インタビューは以上となります。

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