ブックレビュー ミラーワールド。

今回レビューするのはこちら。 

あの落合陽一氏も絶賛していた本で 
未来の予測をしている本です。 

WIREDの編集長でもあったケリー氏の洞察は 
なかなか面白い。 

テクノロジーの変化や歴史もよく理解できる。

ケリー氏はミラーワールドが来ると予測していますが 
ミラーワールドとは、一言でいえば地球サイズのバーチャルな世界です。

その世界で人々は繋がっていき、物理空間から情報空間上でも 
自分自身を形成する。 
ミラーのごとく、二人の自分がいる世界。 
VRやMRなどだけでなく フォートナイトやマイクラもそうだし 
Vtuberなんてまさにミラーでしょ? 

もう一人の自分が主人公になる世界。 それがミラーワールドの 
真髄ともいえる。 

情報空間上でも物理世界と同じものが形成され
デジタルツインが当たり前になると
予測しているわけです。 

そこにAIの世界も加わり、更にテクノロジーが加速する社会で 
我々は生きて行かねばいけない。

そんな世界を認識できる内容となっています。 
ケリー氏は ユートピアではなくプロトピア的な世界を
想像しています。 
つまり、今日よりもほんのすこしずついい状態を作っていく
世界になると。

AIの未来社会は悲観的に見ている人が多い中 
ケリー氏は比較的楽観的に捉えている
結局、楽観的な人が勝つとも言ってますからね。

おすすめできる良本です。 


PS

私の予測としては、これからは空域ビジネスが流行ると思っています。 
ドローンや空を飛ぶ車、宇宙空間がより身近になっていく世界が 
今後10年以内に来ると思ってます。 

ミラーワールドからの逆輸入によってそれらの分野も 
更に進化していくでしょうからね。 

 



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