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休憩を有効活用するならアメコミ読書

今回のお話

最近はウイルスの影響上、なかなか外出しにくい日々が続いているかと思います。人によっては、自宅でお仕事されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時にオンとオフ。集中と発散。気持ちを切り替えるために一時休息が必要になってきます。オフィスワークにおいても8時間ぶっ通しで頑張れることはないと思います。

個人的には30〜40分に1回は5〜10分の休憩とセットにしてそのセットを繰り返すのが一番集中できるのかなと思っています。
詳しくは、ポモドーロテクニックなり調べていただけるとわかるかと思います。

さて話を戻すと、自宅にいて休息となることは何でしょうか。
ただYoutubeやTVをだらだら見るのも良いでしょう。
あえてここでは漫画を挙げたいと思います。

そしてその中でも「アメコミ」を推奨したいと思います。
今回はアメコミについて考えていきましょう。

実はさくっと読めるアメコミ

漫画を1冊読むのにどのくらいの時間が必要でしょうか。
ケースバイケースですが、すくなくとも15分程度はかかるのではないでしょうか。

1冊200ページくらいでしょうか。
休息として読むにはのめり込んでしまうこと間違いなしなボリューム感です。

ではアメコミはどうなんだという話ですが、アメコミには実は3形態で出版されています。

①リーフ:漫画雑誌の1話分で1冊
②ペーパーバック:いわゆる単行本。だいたいリーフ5〜6冊分ほど
③ハードカバー:完全版的なもの。ペーパーバック2〜3冊ほど

我々が普段読む「漫画」は週刊のものが大半ですよね。もちろん月刊もありますが。
アメコミは基本的には月刊となっており、半年で単行本1冊が出るというようなイメージです。

そして1冊のリーフには表紙と中身が違うイラストレーターが多いですが、表紙がついて中身のイラストも楽しめるという仕様になっています。

週刊誌の漫画の1話ってだいたいどのくらいで読めますか?
おそらく5分もかからないのではないでしょうか。

そうするとアメコミのリーフというのはちょうど良い長さだと思いませんか?
ちょっと仕事や勉強してリーフを読むと。仕事をがんばりながらアメコミの知識も習得できるという非常にコスパが良いものかなと思います。

最近では、MARVELやDCの映画が盛んで名前くらい知っているキャラクターも多く入りやすいのではないかなと思います。

アメコミの良さは、スタンリーが言うようにあくまでヒーロは超人的な能力を持った一般人であることです。そこには我々普通の人が持つ悩みや葛藤をヒーローたちも持っていて読み手の自分と共感を持ってリンクしやすいところかなと思います。

読んでいて面白いかもしれませんが、日本人で孫悟空に共感できる人はほとんどいないのではないでしょうか。
そう考えるとアメコミと言うのは一般の我々寄りな物語ということでもあります。

自宅にいる際にいろいろとアメコミを読んでみてはいかがでしょうか。
とはいえ手放しに読んでくれというのも良くないのでここからはオススメのものを紹介しようかなと思います。

おすすめアメコミシリーズ

New Avengersシリーズ

kindle unlimitedにも収録されている一冊です。
映画のアベンジャーズにわりかし近しい雰囲気を持っていて映画ファンであればここから読み進めるのが良いのではと思っています。
もちろん日本語訳もありますので手軽にチェックすることも可能です。

あらすじとしては、とあることにより離散したアベンジャーズのヒーローたち。そんなときにヴィランを収監する監獄が何者かの手によって攻撃されたくさんのヴィランたちが世の中に解き放たれてしまい、ヒーローたちはやはりアベンジャーズの重要性を認識して再結集していくのか・・・というような話です。

まあご存知のキャラもいればそうでないのもいるでしょう。そういったことを差し引いても王道的なストーリー展開。アメコミならではのアクションの描写などエンタメ要素たっぷりな一冊です。

Batmanシリーズ

こちらもキャラの名前は聞いたことがある人が多いのではないでしょうか。
大富豪の息子が夜な夜な犯罪者を粛清するストーリー。
日本でも必殺仕事人など悪を粛清する勧善懲悪的なドラマはいくつもあり、それに通じる部分はあります。

あらすじとしては、バットマンことブルース・ウェインが守る街ゴッサムにその昔から街に蔓延る全てを操る集団がいる。その集団に襲われたバットマンはその集団の謎に迫るため動き始める・・というようなものです。

とにかくアメコミらしい豪快なアクションシーンとそれを描くアーティストの画力が素晴らしいです。アメコミの絵というとどうも40年前のイラストをイメージされる方が多いですが、このシリーズではどちらかというと日本の漫画に近しい部分もあるのですんなり読み進められるかなと思います。

またジョーカーやロビンなどおなじみのキャラも出てくるのでこのシリーズは読み通すことをおすすめします。

Monstressシリーズ

アメコミ漫画界のアカデミー賞と言っても過言ではないアイズナー賞受賞作品です。実は絵を書いているのが日本人の方なんです。それ故日本人の読みやすい絵のタッチになっているかと思います。

ジャンルとしてはダークファンタジーで、あらすじとしては、自分の中に大いなる闇の力をやどすマイカ。その力を巡って様々なステークホルダー質が暗躍する。自分自身のルーツと力の謎を探す旅をマイカは始める・・というような話です。

自分自身のルーツと大いなる力と聞くとなんだか「NARUTO」っぽいですが、王道なストーリーにダークファンタジーとゲームオブスローンズが好きな人ははまりそうな作品です。

日本漫画らしいイケメンや美女にかわいいキャラと馴染み深いテイストのキャラも多く読みやすく入りやすい作品だと思います。

最後に

アメコミは基本的には英語で読んでいます。理由は鮮度と価格です。
翻訳にはどうしてもタイムラグが発生してしまうのと翻訳者の精度次第ではgoogle翻訳レベルのものもあります。また印刷や翻訳代が乗っかり高くなります。そのため、自分なりのニュアンスや英語レベルを確かめる上でも英語で読むようにしています。

とはいえいきなり漫画を英語で読む機会がほとんどない人にしてみると英語より日本語訳がある方がいいだろうと思い、今回のオススメ本はすべて翻訳されているものを挙げています。

日本語訳で読んでキャラのなんとなくの立ち位置や好きなキャラが出てくるとそのキャラにまつわる日本語訳の本を読み進め、最終的に英語版のリーフなどを追いかけるアメコミの民が増えるといいなと思っています。

やはりストーリーの力は偉大であり、漫画のコマ割りなどがかなり違うアメコミを読むことでデザインや構図の勉強にもなります。

休息を使えるというのと学びや気づきが多いアメコミは一石五鳥くらいあるのかなと思っています。
なんとなく食わず嫌いしていた人もこの機会に一度目を通しておくことをオススメします。とくにヒーローものが嫌いな人にオススメします。

それでは、また。

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