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ダークサイドに落ちないためのヨーダの言葉

今回のお話

昨年末にスターウォーズ9が公開され、仕事を午前休みにして見に行ってきました。レイやカイロ・レンとの繋がりやポーとフィンの仲など7以降の三部作はとても良い新キャラで盛り上がりがあったなと思います。

そして再びいろいろ思い出すために旧三部作(4〜6)を見ました。やはり、ルークが一番好きですね。
秘めた心の強さと言うのは、アムロなど日本のアニメにもあの時代はよくいたキャラですごく共感できるものでしたね。

今回は、旧三部作含めヨーダが凄まじく名言を連発しているのでそこからダークサイドに落ちないようにどうすればいいかについて考えていきましょう。

①枠を外して考えることを意識する

You must unclean what you have leaned.

これは、エピソード5のルークに修行をつけている時のセリフです。
確かに、同じ仕事やコミュニティに属していると思考が凝り固まってしまって新しいことを考えられなくなったり、フラストレーションが溜まってしまいダークサイドに引き込まれそうになります。

しかし、ヨーダはこれまでに習得したことを忘れよと言っています。
これをどう解釈するかと言うと、柔軟にこれまでの自分自身の中にある固定概念である枠を外して思考をしなさいと解釈します。

これは心の新陳代謝を図るためです。身体的な新陳代謝が悪いと肩こりや病気になったりと何かと目に見えて負荷がかかっていることがわかります。しかし、心の部分で言うと、視覚的に見えるわけではなくそれが身体的に出る時にはすでに時遅しであり、退職をしたり、行き着く先には精神的にやられてしまうことがあります。

もちろん、友人や家族、上司や同僚など様々な人たちに助けを求めることも重要です。
ただ、あなたの心の中には、ヨーダがいてくれます。一度心の中にある固定概念を捨ててみて改めて自分が置かれている環境や状況に目を向けることで見えてこなかったことが初めてわかることもあるかと思います。

精神的な話をしましたが、仕事の上でも同じです。
技術革新が早く、新しい技術もすぐに最適化され普遍化されていき枯れていきます。それは、テクノロジーに近いエンジニア のような職種に限らず、営業や事務といった職種でも同じです。

今やっている仕事が何かに取って代わられたり、事業の成長が鈍化してこれまで培った経験やスキルが無価値に陥るケースが増えてくる時代にあるかと考えています。

では、どうすればいいかというと、日々新しいことや今までやってこなかったことに挑戦することです。プログラミングやデザインといった手に職つけられるスキルに昨今ものすごく人気がありますが、それでも良いので一度挑戦してみることはいかがでしょうか。

自分が今までやったことがないことと言うのがポイントです。それは、固定概念を外すためです。そして新しいことに挑戦することで、今までの経験やスキルが違った側面から見えることで、今までの経験やスキルが新しい角度から再定義することができるようになるのです。

これこそ、ヨーダのいうアンラーンするということなのかなと感じます。

②やるか、やるか

No. Try not. Do. Or do not. There is no try.

こちらもエピソード5からの引用ですが、やってみるでなく、やるかやらないかであり、やってみるなどないのだと。

確かに、やってみることとやることには大きな溝があります。
よく周りでも自分も「勉強しないと」なんて言うことや聞くことがありますが、果たして勉強したのでしょうか。あまりやってはいないのではないでしょうか。

人間には、恒常性という性質があります。簡単に言うと現状維持をするという性質を誰しも持っていると言うことになります。
それに抗ってやってみようと言うのは簡単ですが、それを実行に移すにはさらに心理的ハードルがあり、なかなかできないというのが我々の本質なのです。

社会人はよく勉強しないといいますが、労働時間が長いということもあるかもしれませんが、おそらく大半の人は労働時間が短くなっても勉強はしないかと思います。なぜなら先で述べたとおり、恒常性があるからです。

ヨーダは短くも強いメッセージを打ち立てていますよね。やってみるかではなく、やるかやらないかを選択せよと。
何か新しいことに挑戦してみたいと思ったら今からはじめてみてください。そしてやったと達成感を味わってください。
千里の道も一歩からというように、やること、やらないことを選択していくことが社会人としても人生としても重要なことかと感じます。

さらにそこから一歩進めて私は、やるか、やるかを信条に上げています。
これの意味ですが、やってみようと思ったことのやらない理由を探します。そして一つずつやらないことの理由を潰していくことで、やるか、やるかの二択(完全に一択ですが・・)に落とし込みます。

そうすると、どうすればやるのかややるために自分をどんな環境に落とし込めば良いのかといった前向きに挑戦に対して寛容になれます。
よく周りに宣言してみるとか、目標を紙に書いて壁に貼るなど様々なテクニックが世に溢れていますが、まさにそれはやるか、やるかの精神です。

ヨーダも800年かけてあの領域にまでなれたので長期的に自分自身をジェダイ・マスターにするためにもパダワンの精神で行動することを心がけていく必要がありますね。

最後に

なんだか根性論のようだと感じる人もいるかもしれません。ただ、どれだけ論理的にやらない理由を作ったり、現状を変えられないと嘆いても行動しなければ何も変わりません。
そして、それを変えてくれるのは、ヨーダの言葉のように自分にささる言葉を探してあげることです。それが、心の支えになったり、思考をアップデートさえさせてくれることもあります。

結果を変えたければ、行動を変える。行動を変えたければ、思考を変える。思考を変えるためには、自分の背中を押してくれる言葉に出会う。

それで万事全て上手くいくとは言いませんが、ほんの少しの一歩でも踏み出せるのではないでしょうか。

最後にヨーダのこの言葉を引用します。

If you end your training now — if you choose the quick and easy path as Vader did — you will become an agent of evil.

これもエピソード5ですかね。ルークが修行を切り上げてハン・ソロたちのもとへと行こうとした際に言ったセリフです。

まあ急がば回れと言うことです。最短経路でいくことは必ずしも最短にならないと言うのが人生であったりします。その中で著名人や有名人たちはどこかで他人にとって回り道をしていることがあったりします。しかし、それがその人にとっての本当の最短経路だったのです。

昨今はインスタントにコンスタントに結果を出せるノウハウを求める傾向にありますが、果たして本当にそれが最短経路なのでしょうか。
ダークサイドに落ちないためには、回り道をしてみることも必要なのかもしれません。

フォースと共にあらんことを。


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