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with kidsで時間を捻出する

今回のお話

皆さんは時間をどう捻出しているでしょうか。

子育てをしていると年齢に関わらず育児や家事に時間が吸われて自分のやりたいことに割ける時間はほぼないかみたいなのはあるあるだと思います。

今回はwork from home with kidsの時間の捻出について考えていきましょう。

圧縮と確保

時間は24時間です。その中で勉強や趣味の時間、休む時間などどれだけ確保したいと考えていてもこればかりは変更が効きません。

となると、時間を捻出するために考えられる策は2つです。

・時間の圧縮:各タスクの省時間化
・時間の確保:予めスケジューリングした時間

簡単にいうと生活リズムを一定にして効率を上げたり要らない時間をカットすることになります。

まず、時間の圧縮です。仕事でも定期的に同じ作業をしているとそのタスクを自動化したり、必要でなければカットしたりすることはありますよね。

それを育児・家事でも実行します。
また育児・家事は1人ではなく2人で行うものでもあるので比較優位の考え方を導入します。

比較優位とはお高いが得意なことをして全体のパフォーマンスを上げようねという考え方です。

子供にとって母親でないと嫌なこと、父親でないと嫌なことなどそれぞれのタスクと好みで変化することがあるかと思います。

簡単に比較優位を考えてみると、母乳やミルクを与えることは母親の方が得意なケースが多いかと思います。それ以外の育児・家事は父親でも得意なケースがあるかと思います。

さてここでなぜ時間が足らないかということについて考えてみましょう。
多くのケースにおいては、シングルタスクのマルチライン化でスループットが非常に低下しているということです。

平たくいうと育児・家事の稼働がどちらかの親に負担がかかりすぎているということです。
そうではなかったとしても子供が2人以上いたりすると同じタスクがn倍になってしまうのでこれも時間が足らなくなる原因の一つです。

そのため、各タスクの時間を効率化し、不要な作業は省き、比較優位の考え方をもって行動します。

次に時間の確保です。
子供には生活リズムがあり、何時に寝て何時に起きる、昼寝するなどあります。

とりわけ、寝て起きるまでの世話の掛からない時間を個人の時間としています。
とはいえ、自分自身にもリズムはあるため、なるべく同じ時間に寝てより早く起きて行動するのが理想ではあります。

最後に

一時期自分の勉強などに掛けられる時間が減り、自分の成長速度が落ちる、落ちているため育児・家事にかかる時間をほとんど無くしたいと思っていました。

つまり、自分の成長と子供の世話はバランスしないと思っていました。
ただそれは誤りであってどちらもバランスしていけるということです。

自分自身の行動の洗い出しから始めて省力化や効率化できる部分や必要のない時間の削除を徹底し、その上で基本前提として子供の世話を最優先するという優先順位付けを行います。

各家庭では基本のことなのかもしれませんが、常識を簡単に受け入れるのではなく前提を疑った上で実践を通して改善していくことが大切だと思います。

よく父親談議をしているとどうしても自分の時間が割けないという話をよく聞きます。
でもよく考えると自分の時間は多量に存在するのです。

制約ではなく目的関数内の変数が増えたと思ってみてください。
そうすれば自分ごととしてより最適化が可能となります。

それでは、また。



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