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マルチタスクは時系列でこなす

今回のお話

プライベートで勉強しているとあれもこれもやりたくなってどれも中途半端になることはありませんか?

仕事でもマルチタスクを並列的にこなしてしまい、なかなか終わらないと言うことはありませんか?

今回は、マルチタスクの並列化について考えていきます。

並列ではなく時系列にする

マルチタスクが良いか悪いかということはなく大半の人がマルチタスクになっているかと思います。

その中で並列的に、つまり同時並行的にものごとを進めようとするから忙しくなり、どれも進捗が中途半端になりがちです。

そうなる理由としては、一つのタスクにかけられる集中力のリソースが少ないことやスイッチングコストが高いためです。

なぜ同時並行的に進めてしまうかというとタスクの優先順位と難易度が混在してしまうためだと考えています。

例えば、納期は1週間先だが、難易度は低いものと納期は明日だが難易度は高いみたいな組み合わせだと問答無用で納期にしたがってタスクをこなしていくかと思います。

ただ、実際の業務では納期や難易度が別々のものが3つ以上同時に存在するかと思います。

その中で実際にどう解けばいいのかと言うことになりますが、前提となる思考と実際の時間活用テクニックの2つがあると思っています。

前者の思考法ですが、先に書いた通り時系列にタスクを並べるということです。納期の昇順(=近い順)にタスクを並べた上で難易度ごとにグルーピングしていきます。

という分け方の話と、もう一つ同時にこなさないということを徹底していきます。同時にやると考えていたことを初めから考えないといけなかったりとスイッチングコストがかかるため、なるべく1つのタスクだけをやるということを意識します。

ご飯食べながら映画を見る、音楽を聴きながらランニングをするというように五感が別のものを利用する場合は同時並行が可能ですが、ことホワイトカラーの作業においては、全てのリソースを1つに注ぎ込んだ方が効率的かと思います。

実際に時間の有効活用という話になると、ポモドーロテクニックがオススメです。

ポモドーロテクニックとは、25分集中、5分休憩を繰り返すというプロセスのテクニックです。

これをさらに先ほどのタスクのグルーピングと組み合わせて、以下のようなステップにしていきます。

難易度が高い、高い、低い、高い、高い、低いと2つの難易度の高いポモドーロステップの次に低いものを入れていきます。

各ステップごとに休憩はありますが、一度クールダウンのような意味合いもかねて難易度の低いタスクを集中的にこなすことで思考の整理時間を設けます。

そうすることでまた難易度の高いステップの際に集中力が高い状態でスタートすることができるというメリットがあります。

本来は難易度の高いものばかりをやればいいのではないかという話もありますが、負荷が高くなり早めに疲れてしまうかと思います。運動でもそうですが、クールダウンを入れてあげることが大事になってきます。

ここまでは仕事での話でしたが、プライベートのインプットやアウトプットでも同じです。

最後に

いろいろ書きましたが、そもそも集中力は限りがあると考えています。体力と同じです。

そうであるため、いかにしてその集中力を無駄に使ってしまうことを避けようと言うのが、主眼としてあります。

時間を有効活用するのもタスクを時系列的にこなすようにするのも集中力の分散を避けるためです。

プライベートなインプットではことさら時間にも限りがあるため、集中と選択ではないですが、そもそも作業の短縮化も図つつ、集中度が高くなるように行っていくのが良いのではないかと考えています。

それでは、また。

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