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ちょっとした情報を知ることの大切さ。

去年の秋から、趣味の一環として通信制大学の心理学部に籍を置いてマイペースに勉強しているのですが、大学の課題を進める度に新しい知識や考え方が身に付いていくことを実感しています。


昨日「日本における自殺問題」について論じる課題に取り掛かりました。
課題について調べた中で1番印象に残った事柄は「自殺念慮者の約9割が精神疾患を罹患しており、そのような人達の自殺意思は決して強固ではない」ということです。

私はインターネット配信などでお話しをする際に、ふとした会話の流れで自殺の話題を扱うことがあり、その時に「インターネット上などで自殺念慮者と接した際に引き止めるか否か」がテーマの一つに上がることが多々あります。
私は「事情を聞いたうえで引き止めるべき」という考えを持っていたので「自殺をするほどの思いを持っているのなら引き止めても仕方がない 」「どんな理由があれ命を粗末にすることは許されないから止める」というような意見の人と価値観の違いを感じるだけで話が終わってしまうことが多く、この話題が苦手でした。

しかし、今回の課題に取り掛かり情報を集めていく中で、私も含めて前述した自殺念慮者の精神状態についての情報を口にしている人を今まで見たことがなく、そのような情報を踏まえた意見を持っている人はいなかったこと、私自身も「ただ漠然と自殺を引き止めるだけの考え無しの意見」を持っていたのだと気付かされました。

世の中には何事においても絶対はないため、自殺の選択や自殺念慮者の対応についても何が正解かは明言は難しいことだとは思います。
ただ、現代の日本においては「自殺を考えている人に対して安易に突き放すこと・自殺願望を抱いたことを頭ごなしに否定することは不正解」という意見を主張すること。その主張を通して意見交換をしていくことが大切になってくるのだ。と今回の課題を通して感じました。


そしてですね、自殺という選択を回避させるだけでなく「健康な精神状態を保つことの出来ない環境を是正すること」を目的として、周りの人達が親身になって相談に乗ったり協力していけるような行動を自然と取れる世の中になればいいなと思います。


新しい知識を身に付けることで様々なことに気付かされるということを改めて感じた次第です。

個人的には満足感が強いのですが、肝心の課題は終わっていないので早めに終わらせなくては・・・(;'∀')

それでは、また\(・∞・)/

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