【堅物上司】スターウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃の感想【生意気部下】
スターウォーズエピソード9が先月上映され、早速観に行きました。ここではその感想を書くつもりはないですが、最新作を観ると旧作が観たくなるというあるある現象になってしまいました。
年末に会社の同僚に「Disney DELUXEで1ヶ月無料でスターウォーズ作品が観れるよ」と教えてもらったおかげで、年末年始にまとめてスターウォーズを一気見する計画を無謀にも立てました。
寝正月に明け暮れた結果、エピソード1のファントム・メナスと、エピソード2までしか観ていません。
そして、明日からは仕事が始まります。
せっかくなので、 スターウォーズ エピソード2 / クローンの攻撃 の感想をつらつらと書いてみようと思います。連休最終日の謎テンションだからこそ、仕事とフィクションを混同してしまうような感想が書けるかもしれません。
ちなみに、エピソード2は昔見たはずですが記憶がめちゃくちゃ曖昧だったので、ほとんど初見と一緒です。
師匠オビワンと弟子アナキンの関係
アナキンとパドメの恋愛などはアツアツで結構な話ではあるのですが、私の印象に残ったのは、エピソード2で詳細に描かれた師匠オビワンと弟子アナキンの関係性でした。
エピソード1のファントム・メナスでは、アナキン・スカイウォーカーはメカニックの才能を持つ奴隷として出てきます。
オビワンの師匠であるクワイガンジンに才能を認められて、他のジェダイに闇に落ちる可能性を示唆されながらもジェダイの見習いであるパダワンになることになりました。
アナキンとの相性ぴったりそうなクワイガンジンがエピソード1で死んでしまったため、エピソード2では、オビワンがクワイの遺志を受け継いでアナキンの師匠になっています。
会社で例えると、
陽気な社長と生意気だが可愛げのある才能豊かな学生がyentaで出会い、社長がその学生を大層気に入ってしまい、社長独断で採用してしまったものの、
社長が取締役会で経営不振を理由に解任されてしまい、堅物で生真面目な部長がその生意気な学生の面倒を突然見なければならなくなった
という感じでしょうか。会社で例える必要があったかはわからない。
アナキンもオビワンの小言に対して素っ気ない「イエス、マスター」ばかりで返答しています。ハイハイ、わかりましたというような態度を取ってしまうアナキンも若いのですが、それを頭ごなしに押さえつけるオビワンも結構やらかしてしまっています。
ジェダイという高尚な職業ですらこんなことが起きるのですから、私たちの日常でこういう事象が起こることは不可避であると断言できるでしょう。
感想
個人的には、オビワンがアナキンに歩み寄る態度が欠けていたと思いました。もうちょっと理解を示せたはずです。
オビワンもアナキンに何度も助けられてるのに感謝の言葉をまるで言ってないですからね。
アナキンは、奴隷時代から母親と二人で暮らしていました。そんな中、類稀なる才能が認められ、フォースの乱れを正す予言の子だなんだと言われ、自分の知らない範囲で取り巻く大人の事情でジェダイの道を選ぶことになりました。母親と別れ、寂しい気持ちがないはずがありません。
そんな不安を抱いたアナキンのそばにいながら、狭苦しいジェダイ論を振りかざすオビワンの不器用さが目立ちました。
優秀な部下が悩んでいる時に、静かに話を聞いてあげる素晴らしい上司のようなオビワンであれば、スターウォーズ界の未来を変えられたかもしれません。
オビワンは口癖のように「アナキンは未熟だ」と常々言っていましたが、実際には、二人とも未熟でした。
この関係性によって、エピソード3でとんでもない爆発が起こってしまいます(詳細な話は忘れた)。
このnoteを書いているうちにエピソード3をめちゃくちゃ見たくなってしまったので、今週中に観ようと思います。
さあ、連休明け、仕事を頑張ろう。
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