賢く「損切り」する方法【損切りは未来の利益に繋がります】
こんにちはzawaです。
投資をする上で重要になるのが「損切り」です。
株やFX、先物、仮想通貨
どのジャンルでも同じように、誰しもが含み損を抱える瞬間が訪れます。
その後しっかり利益が出れば良いですが、その一方で損失が拡大する可能性もあります…
投資家はどこまで損失を許容するのか選択を迫られます。
損切りは投資を行う上で必要不可欠になるので、適切な損切りをマスターしておくべきです。
しかし、投資始めたばかりは、損切りをどこですれば良いかわからない。
損切りが出来なくて損失が膨らんでしまった…
損切りした途端にポジションを持っていれば利益がでていたのに…
僕も同じような経験があり、その度に感情が揺さぶられ消耗しておりました。
しかし、損切りのポイントをいくつか学ぶことでメンタルの消耗をせず、自然な損切りができるようになりました。
この記事を読むことで、適切な損切りを学ぶことができるので、是非ご参考にしてみてください。
この記事を書いている僕は、今年で投資歴6年目になり、
主に指数先物・コモディティ・FX・仮想通貨のトレードを行っております。
▼損切りの必要性
結論、相場のが上がるか、下がるかは100％予測することは無理ゲーです…
いくらテクニカル分析をしても予測と反対に動く瞬間は訪れます。
いつ何が起こるかわからない世界情勢の動向も100％予測するのは難しいです。
予期せぬ災害や、事件などで相場は予想外の動きをする事もあります。
つまり100％予測できない限り、自分の予測しているシナリオが崩れる瞬間が必ず訪れる時がやってきます。
その際に自分の資産を守るべき行動が「損切り」です。
損切りをすることで、予想以上に資金を失う事を防ぎます。
資金を失ってしまうと、次にチャンスが来た時に投資することができなくなります…
しかし、資金を守れれば次のチャンスに備えることができ、上手くいけば資産を増やすことができます。
つまり、資金を失って相場から退場することは投資家にとって、これこそ本当の「負け」を意味します。
▼ルール化することが大切
賢く損切りするためにはあらかじめ「ルール化」する事がお勧めです。
あらかじめ定めた価格まで逆方向に動いてしまったら、強制的に「損切り」をする。
ここで重要なのは、「エントリー前」に損切りラインを設定することです。
僕は、損切りの価格になったら強制的に決済する為に、「逆指値注文」や「ストップロス」の設定は必ずしております。
▼損切りの目安とは？
・直近”安値”(買いの場合)or”高値”(空売りに場合)の位置で損切り
・損切りは証拠金の2～3％以下で設定
具体的な損切りの目安は上記2つを意識しております。
◆直近”安値”(買いの場合)or”高値”(空売りに場合)の位置で損切り
上記画像は、Goldの4時間足になります。
空売りを狙った場合の損切りイメージです。
赤丸の位置でエントリーした場合、直近高値より、少し上の青丸の位置で損切りします。
上昇トレンドの場合、安値・高値の切り上げによって形成されます。
下降トレンドの場合、安値・高値の切り下げによって形成されます。
つまり、この場合青丸より上に上昇した場合、更なる上昇の可能性があり、空売りポジションは不利になる可能性が高いので損切りします。
これはダウ理論に基づき損切りを設定しております。
ダウ理論を知らない方はコチラがわかりやすく説明されておりますのでご参照ください。
◆損切りは証拠金の2～3％以下で設定
1回の損失は2～3％くらいで留めるのがお勧めです。
たまに、1回の損失で50％を失ってしまうなどの話をよく聞くかもしれませんが、これを2回連続繰り返してしまった場合、即相場の世界から退場することになります。
冒頭でもお話ししましたが、退場したらおしまいです。
一方、生き残りさえすれば次のチャンスに乗ることができ、経験値を上がります。
資金管理を徹底していき生き残ることを意識しましょう。
特にFXなどで高いレバレッジを利用している方は特に注意です。
▼損切りに自分の感情は関係ない
損切りが踏み切れない大きな理由は自分の「感情」です。
人間は物事を都合よく考えてしまいがちです…
投資でも同じで
「もしかしたら、これから利益ができるもしれない」
「損切りした途端上がったら悔しい」
など…
トレードにおいて大切なのは、勝敗よりもルールを守ることです。
感情のコントロールができるようになると投資の成績が良くなってきます。
▼まとめ
100％予測できない相場の世界において「損切り」は必要不可欠です。
ルールを定め機械的な損切りをする事で、精神的にも、結果的にもパフォーマンスの向上が期待できます。
損を認めるのはしんどいけど、軽傷で済んだおかげて次のチャンスに乗ることができ、利益だし、経験値を積むことができます。
是非今後のトレードのご参考にしてみてください。
ご質問等あれば、note・Twitterよりお待ちしております。
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