見出し画像

どん兵衛か、赤いきつねか、



先日、どん兵衛がセールになっていた。

珍しいかも?と思って2つほど夫の夜食用に購入したのだが、自分用にはどうしようかな……と思ったときに、なんとなく違和感を抱いた。


私、「あーかいきつねとみどりのたっぬっき♪」がのほうがいいかもしれない。急に歌いだしてごめん。


どん兵衛が嫌いということではない。というよりは食べた記憶がない。知らない間に食べている可能性は高いが、実家にあったカップ麵といえば赤いきつね・緑のたぬき・焼きそば弁当だった。マルちゃん、安くなりがち?


小さい頃からの刷り込みは強いもので、どん兵衛のパッケージを前にしたときにどこかよそよそしさを感じたのだ。なんかちょっとお堅いと言いますか。

上半分の格子状、そこに文字が収められている様子、そして「兵衛」のゴツさ。

もちろんどん兵衛に馴染みがある人はこれを美しいと感じるだろう。しかし私はそれ以上に畏れ多い感じがした。そしてなぜか侍が想起され、ハハァーッとひれ伏さなければならないような気がしたのである。



***

セール品にはなっていなかったものの、同じ区画には「赤いきつね・緑のたぬき」の姿が。


左半分を埋め尽くす「きつね」と「たぬき」、のびのびと書かれたような雰囲気、平仮名のやわらかさ。


改めてこのデザインを目にしたとき、びっくりするくらいしっくりきている自分がいた。私が知っているのはこっちだ。そして向こうも優しく手を広げてくれている感じがする。定価だったから買わなかったけど(薄情)。



***


今回は買わなかったものの、カップ麵うどんの細くて平たいくにくに麺が大好きなのでいずれ食べたい。

最近はカップ麺業界全体で生麺に寄せようという向きがあるが、カップ麵はカップ麵らしくいてほしい。あのチープさがいいのだ、ということをずっと主張していきたい。


ちなみに最近やっと「カップ麵=太る」という恐怖が薄くなってきたので食べられるようになってきたのだが、少しするとまた食べたくなってしまうのは何なのだろう。カップ麵って中毒性があるの? それともこれまで我慢してきた反動? 


とりあえず現在カップヌードルのミルクシーフードがあるので、まずはそちらをいただく。そのあとは中本が食べたい。辛いものを欲しているというのと、前提として中本はなんぼあってもいいですからね。

赤いきつねも今度絶対買ってやるからな! 君がまだその気なら、私も両手を広げて駆け寄っていくよ。







最後まで読んでくださり、ありがとうございます(*‘ω‘ *) よかったらスキ・コメント・フォローをお願いします! もしもサポートをいただけるのなら、私が気になっていた食事やおやつを食べる金額に充てさせていただき、記事にしようと思っています✏