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ロボットの私が


こんにちは、こんばんは、おはようございます。
みちくさです。

この挨拶、よくあるやつ。
一度してみたかった。

そう言えば自己紹介をしていない事に気付いて、何となく書きはじめている。


好きなものや嫌いなもの、性別など書こうかと思ったが、せっかく長々と文を書けるなら「私を創り上げてきたもの」について話そうと思う。


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小学校から中学にかけては、あまり感情を表に出さない子だった。
母が言うには、全く顔には出さないけど、尻尾があったなら、嬉しい時にはブンブンと振り回しているタイプとの事。
中学1年生の頃、担任の先生からも「顔に全く出ない」と言われたことがある。


また、よく遊んでいた子に「ここに残ってて」と店の外で待たされ、他の子たちは皆んな店の中に入ってしまって置いてけぼりにされた事があるが、普通なら「何で私だけ?」と疑問に思うかもしれない。
けれど私は別に何とも思いもせず、ただただ皆んなを待っていた。

まるでロボットみたいだと思ってしまう。
顔には全く表情は出ず、他の人がやることなす事に全くなんとも思わない。
幼い頃の私はまるでロボットのようだ。


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そんな、ロボットの私が少し人っぽくなったのは中学2年生の頃。
部活に入り、好きなものができた。
それは漫画やアニメや小説であった。
自分の好きなものがあり、好きなものを話せる友達がいた。
少しずつ少しずつ、私に色が付いたみたいな日々だった。


そして、ロボットから半ロボットになった私が中学3年生になる頃、初めて彼女ができた。女である私に、彼氏ではなく彼女が出来たのだ。
感情の振りが大きい彼女につられて、私もたくさん笑って、たくさん心配し、泣いて、好きと言うことを覚えていった。
私を人間にしたのは、きっと彼女であろう。


彼女とはすれ違いから別れてしまってはいるが、今でも連絡し合い遊ぶほどの仲だ。
彼女にはもう彼氏がおり、私にもいる。
今では彼女は楽しそうで、私もなんだかんだで平凡な日を送っている。


私を創り上げたものは間違いなく、
好きなもの、友人そして、
彼女だ。

今も私は創られている。
きっと彼が私をまた別の人間へと変えてくれるのだろう。


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