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牡蠣食け子、という名前もいいかも

昨夜の心配事は職場に行って解決、まだざわつきは取れぬが。
些細なことで不安になるのは悪い性質である。

バレンタインのお返しに出張先で今日牡蠣を買ってきてくれると上司が言うていたので静かに仕事をしながら待つ、そういや去年もお返しにホワイトデーではない日に牡蠣を買ってもらった気がする、今年は甘いものが好きではない上司にチョコではなくうまい塩を贈ったので、もはや時期はずれの歳暮。

家のブレーカーがあまりに落ちるので怒髪が天をつき、電力会社に電話をして、俺のアンペア工事なしで上げられへんのかな、ちょっとかなんのやけど、ということを問い合わせると、電話口のお姉さんが、お客様のお宅はもう工事をしなくていい上限なんです、と申し訳なさそうに言う、え、暖房をつけてレンジをつけた瞬間に真っ暗になるんですが、、、とこちらも申し訳なさそうに言う、別の部屋のコンセントに配線いただいてみるなどお試しいただいて、、とまた申し訳なさそうに言われ、もうやっているんですよね、、、と申し訳なさそうに言うしか。
沈黙が訪れるが昼休みが終わりそうになり、くふうします、と一言告げて電話を切る。
くふうします、と人生で初めて言ったかもしれないが、これでもわたしは人生でくふうばかりをしてきたのである、ぶきっちょなのでくふうでなんとかやってきたのだ、この度も電気のくふう、やったるで、令和のエジソンとはわたしのことや!いや、それは絶対にちがう!アー!

ぷりぷりの牡蠣を大量にもらったのでスキップで帰る。
酒蒸しにして三分の一はグラタン、三分の一はオイル漬け、三分の一は冷凍した、やる時はやる、お料理すきではあるが決してお料理上手というわけでもないので上手にできてうれしい、よくがんばりました。

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