寒空の下、美髪師匠の敗北

12月がやってきて急に冷え込む。
さすがに寒いが何着ていいかわからず色んな服を重ねる。

ひさしぶりにテレビをつけると朝の番組に月亭八方さん。
髪の毛の色がとても素敵で驚く。
ちょうど本日午後に美容院に行く予定があるので、こんな色にしたいんだが、と持っていくためテレビにスマホを向け、数枚写真撮影。
おしゃれ美容院に初老の落語家の顔を持参するのはちょっと憚られるがやむなし、恥を捨て宣言したい、それほどに魅力的な八方師匠のヘアカラー。
そう、午後からはずっと我慢していた美容院へ。
震えながら師匠の写真見せる、しかしそれに触れられることもなく、ブリーチしないとここまでの色は出ないんで難しいですねえ、とクールに一刀両断され、見事にただ滑り散らかしただけの時間流れる。
わたしが滑るのはもはや慣れっこだが月亭の名を汚したことにショックを受けて下を向く。さあ今、わたしを殺せ。
しかしながらダサ髪切り捨てすっきり、白髪もきれいにぼやけて頭がきらめき、これでホモサピエンスとして自信を僅かながら取り戻すことができてフレッシュな面持ち、ニッコニコ。
ヘルニア上がりにとって外はまだ危険がいっぱいではあるが、街まで出て気分上々、まだ明るいので散歩。
麦茶を冷やしておくボトルのみ購入、通勤ラッシュに巻き込まれる前に早々と帰路。やはり外はいい。ランララン。ルン。

何個買ってもしこたまエコバッグを家に忘れるのでやっぱりスーパーの袋などをタダにしてもらえたらうれしいんやけどなあ、の舞を自宅にて。
本当に軽くであれば舞えるほどにはなってきたが、やはり愚かはそもそも治療していないので良くなる気配なし。ハハハ。笑ってみても虚し。