見出し画像

狙うは電気の傘、あと、首

午前の仕事をこなして午後休とり病院へ。
バタバタで家に帰ると友人から贈り物が届いている、コートも脱がず開封。
わたしみたいなもんに。お手紙やあったかグッズ、キーホルダーなどを。ありがとう。

病院に行く道すがら、リサイクルショップに飛び込み物色、好みのどでかいランプシェードを発見、しかも安い、遠くから様子を見ていると中国人も同じものを触ったりつけたり消したりして狙っているのを見る、これをあいつに買われたら絶対に後悔する、との気持ちが芽生え、店員にすぐさま声をかけて取ってもらう、明らかに不慣れな店員にライトの外し方を教える、そこを下に引きながら回したらいける、そう、うまい、そう、などやいのやいの言う、こうやって人はババアと呼ばれるような行動をとっていくようになるのだなと思う、怖い。
透明の袋に入れられたシェードをひっさげて原付ぶっ飛ばす、でかさ重さによりシェード車道にはためかせながら。

検査、診察、リハビリの三本立て。
首のアレにより上がりきらなかった左腕がだいぶ回復していることを知る、首の骨も繋がってきているとのことなのでひと安心。
しかし、首のマッサージはこれから一生受けないほうがいい、と衝撃の一言に脳くらり、い、一生ですか、と座ったままよろめく、ということはやはり急所は首、そこを狙うと確実にわたしを倒せるので、よろしく。

姉の家に寄り、甥に誘われて宝石めいた石鹸を作りはじめるが、真剣になりすぎて喧嘩をする。
もげちゃんにへたくそと言われた、と姉に泣きつき告げ口をする甥、やはりこちらは大人げない人間なので告げ口されたことにも腹を立てて、そんな姑息な真似をするお前とはもう石鹸など作らぬ、技術の向上を目指せ、とぷりぷり、よくない大人の見本として生きるっきゃない、散々だ。

生きるっきゃない、との思いから、帰宅後、ハートを磨くっきゃない、本気で磨くっきゃない、と風呂で大いに歌う。
キャナイヘルプミー、言うてからに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?