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いい大人が思いもよらず秘密基地を作ることになった土曜日の話。

朝からのんびりと目覚めることができ大満足の週末のはじまり。

何をしようと決めていたわけではなかったので、とりあえず机の上を一旦リセットしようと思い片づけ始めたら、ずいぶん大掛かりなことになってしまった。


実は最近、一時期ハマっていた趣味に再び取り掛かりたくなってしまっていた。

しかしその趣味グッズは、とある収納スペースに保管されており、それを取り出すのがあまり容易ではない状況だった。

その収納スペースはおかしな形をしていて、奥に深く続いており、一旦奥にモノを入れると手前のモノを退かさない限り永遠に取り出すことができない。

私は以前のマイブームが終わった後、とりあえずその奥深い場所に当面使わないであろう趣味グッズをしまっていたのだ。


そうなると大変。

まずは手前にあったモノを全て退かして、やっとの思いで奥底から趣味グッズの入った大きな収納ボックスを取り出した。

ついでにその収納場所の整理整頓もしてしまおうと思い、その後もいろいろ動いていたのだが。

ポッカリと開いたその場所に、もう何も置きたくなくなってしまった。


こんなに取り出しづらいのに、何を置けばいい?再びそのまま放置することになりかねないぞ。

ひとりで脳内会議を終え、その場に佇んだ時に、ふとその座ったり寝そべったりなどしてみた。


収納場所としてはキツい。

でも人ひとりが座ったり寝そべるのに、あまりにもピッタリサイズで驚いた。

この無駄と感じた奥行き、程よい狭さ。


私の好きな車中泊のシチュエーションを思い出させる。

もしくは自分が幼い時に作った秘密基地。

自室の押し入れの扉に、なぜかその時一つ余っていたベッドマットを縦に立てかけて作った、しなるベッドマットのせいで歪な直角三角形のスペース。

入り口に不格好ながら毛布を引っ掛ければ、立派な秘密基地のできあがり。

入ると奥がちょうど窓際で、窓から入る光の中、机代わりにカラーボックスの棚板を準備して、そこでひっそり日記を書いたりするのが楽しかったな…。



こうなると、もうワクワクが収まらない。

さっそくマットとクッションを運んでランタンを灯す。

コレだわ…。コレよ、コレ。


という一日だった。

ちなみにこの話をブログの記事にしようと考えているのに、ネタバレしすぎた気がする。

ちーん。


もし興味がございましたら、ブログの方も見てやってください。

私がとても喜びます(泣)。

記事できたら、noteでつぶやこうかと思います。

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