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「あなたが子育てを失敗したから、不幸になった」目の前で、元妻は私の母を罵倒した。

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 自分が主張していることの矛盾や、傷ついている人の気持ちに気付かないでいられるというのは、もはや特殊能力だ。
 拉致妻は特殊能力者で凶悪な犯罪に手を染めているのだが、それにあらがう取り組みは、みっともない夫婦喧嘩にしか見えない。
 頑張って戦っていても、立ち向かうことに誇りを持てる相手ではないから、こちらは異様に疲れてしまう。
 状況は極めて不利にできている。世間は、女性は全員か弱いものだと思い込んでいる。実は男よりはるかに残忍で、したたかであることは、誰も理解してくれない。自分も誇りを持てない、法律では勝ち目が無い。八方ふさがりだ。
 だからこそ能力者自身と戦うのではなく、能力を授けているラチベンを倒すこと。それが、拉致られ父さんたちの状況を前に進める、戦いの急所なのだ。
 私自身も婚姻時代、元妻からは交友関係の管理と制限からはじまり、現金、通帳、カードをすべて取り上げられ、渡された小遣いはレシートとともに使途の詳細な報告が義務づけられていた。
 それだけではない。

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