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へっぽこぴーりーまん書紀〜新卒入社編④

相談ができなくて… 

喋ることにコンプレックスを感じてしまったボクは、何かと会社で相談をせずに行動を起こしてしまう。



DM事件

新卒一年目。スーパーマーケットの店舗まわりの営業をしていたボク。
営業では約100店舗に対して、実際に店舗の売場ご担当の方を訪問。紙一枚モノのビラを配り、自社商品を売り込んでいくスタイルだった。
訪問数が多く、都度店舗担当に出勤を確認するのも手間。それに時間帯によっては会話をしてもらえない。
「ならDMスタイルにして送ればいいやん」と軽く考え、上司・先輩への相談や許可無く100通のDMを送ろうとした。
未然に発覚して、先輩に止められる。
「経費かかり過ぎや…」と。
発想としては間違ってなかったのかもしれない。だが、上司や先輩に相談なしにビラを黙々と封筒に入れていたボクは。
今の言葉で言うコミュ障だったと思う。
「どう思われますか?」「〇〇しようと思うのですが、ご意見頂戴できますか?」
これを言ってたら、ムダな時間を過ごすこともなかったし、怒られることもなかったのだ。
ボクは、相談や共有を極度に恐れる傾向があったと思う。
こう言ったらバカと思われるかな?
提案を否定されるのイヤだな。
悪い情報出したら、評価されないだろうな。
小賢しいというか、勝手に計算して立ち回ろうとするが、全て裏目に出ていたのだ。それで増々勝手に傷つき、羊のように恐れて発言をしなくなるのだった。


じぶん新聞

とにかく売込みのトークがたどたどしくて、営業にいっても話を聞いてもらえない。そこで保険のセールスがやっているような自分語りの「新聞」のようなものを手書きで作る。
これも上司や先輩に一切相談しなかった。
この新聞に関しては、新卒一年目ならではの意気込みもあってか顧客に一定の反応をもらった。でも直ぐに定常業務で疲れて続かなくなった。
今にしてみれば、これこそ上手く支持を得て続けるべき業務だったんじゃないかなと思う。


素直になれない 

たぶん、仕事の楽しさって「分かち合う」ところにあるんだとおもう。
ボクは、最初にコミュニケーションでコンプレックスを感じて「分かち合い」にビビリ、踏み出すことができなくなった。
少しオーバーにいうと仕事で生きづらくなってしまった。

厳しかったノルマ〜サボり

営業ノルマは厳しかった。正直ブラック企業体質もあった。とはいえ社員として働いているからには、定常業務をしなければいけない。
しかし、新卒で初期から一人で外回りを任されたことを逆手に…
ボクは半年もしたら外回りでサボるようになっていく。
サボりが入っていたのは、ボクの同期も先輩も同じで特別ではなかった。
ボクのサボりは、他の人たちと違って…
(→次回に続きます)

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