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東京のホテル宿泊記録(18: 三井ガーデンホテル日本橋プレミア)

ホテル生活23日目です。先週後半は上野にいましたが、金曜は上野から近い日本橋プレミアに、土曜は夕方に渋谷で友達に会う予定があったので渋谷シークエンスに泊まり、そして今は五反田に来ています。

こう書くと忙しく動いているようですが、実際には移動以外にやらなければいけないこともなく、日中はブラブラと街歩きをしたり、部屋でグダグダとYouTubeを見たり、さしてホテル生活をしていない時と変わりない生活を送っています。

さて、今回は金曜日に泊まった三井ガーデンホテル日本橋プレミアです。初回のあたりで説明しましたが、三井ガーデンホテルには無印のブランドとミレニアル世代向けのシークエンス、そしてグレードの少し高いプレミアがありますが、そのプレミアシリーズということになります。(そのため+2,000円かかります)

日本橋は大手町の東側、京橋の北側に位置し、中山道(国道17号線)沿いは、三井本館や日本橋三井タワー、「COREDO室町」というシリーズの超高層ビルなど、三井不動産の建物だらけの完全に三井村とも言えるエリアになっています。

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一方で一旦東側の裏通りに入ると、路地空間などもあり、スケールのアップダウンが激しい街並みでもあり、結構歩いていると面白い場所でした。

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三井ガーデンホテル日本橋プレミアは、COREDO室町テラスというおしゃれな建物もの向かいにあり、1階はレストランとコンビニ、2階〜8階はオフィス、9階以上がホテルとなっている複合施設の中に入っています。

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エントランスからホテルのロビー階直通のエレベーターの方向を見てみます。この斜めの壁でエレベーターの枠を作っている感じなど、デザインしてます、という感じが強めです。

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ロビー階は9階。エレベーターの扉が開くと広い空間に出ます。全体が黒のテイストで整えられており、落ち着いたシックな印象です。手前からチェックインカウンター、ロビーラウンジ、奥に高級料亭で知られる浅田の暖簾が見えます。

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ロビーラウンジの2箇所に大きな植栽があり、両側はテラスで囲われていて、黒い空間に緑が映えます。チェックイン・アウト時ともかなりお客さんが多くみられましたが、週末ということもあり、夫婦やカップルなど2人客がほとんどでした。

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チェックインをして部屋へ向かいますが、まずこのラウンジ空間の奥にアイストップとなるアートの横でカードキーをかざして宿泊者専用エリアに入ります。単純にセキュリティエリアとして区切っているだけでしょうが、このゲートを潜って奥に進む感じは、この空間の天井高の高さも相まって、VIP感を感じます。

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この自動扉の奥には大浴場もありました。写真が撮れないため、また公式HPから写真を拝借しますが、非常に細長い空間でうまく大浴場のゆったり感を保つ工夫がされた面白い空間でした。

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エレベーターで宿泊した10階のモデレートクイーン(23.5平米)へ。ベッドが1つでこの部屋のサイズ感は相当広く感じました。床は紫、壁や各種什器は黒を基調として明度の低い色のもので構成され、それが間接照明で照らされることで高級感のある仕様に見えます。水回りやソファの配置、カップボードの工夫など、あらゆるところで、今まで泊まった三井ガーデンホテルの中でダントツでデザインに気合が入っている印象で、それらも高級感につながってくるように感じました。

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まず客室の扉を開くと洗面台が目に飛び込んできます。洗面台の鏡から蛇口が生えていたり、タオルやアメニティが可動式のワゴンに収まっていたり、いきなり面白い。

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床仕上げを通常のタイルカーペットから、吸水性の良さそうなザラザラの仕上げ(材質名がよくわからない)に切り替わっており、エリア分けをしていますが、脱衣所として仕切る空間がないため、戸袋に収まった簡易なパーティション(カーテン3枚?)で少し目隠しできる程度になっています。(この仕様はグレードに比してどうなんでしょうかね?)ちなみにユニットバスとトイレは別々にあります。

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寝室スペースの方も見て行きます。ベッド側から。ベッドボードは西陣織のようなファブリックを使ったクッション性のものとなっており、間接照明が憎い演出となっています。

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手前のソファは並んで2人がけできる幅があり(W1200)、ガラス天板のテーブルを挟んで対面でも座れるようになっています。肘掛けまでついており、ゆったり感があります。

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テレビの配置はその下のカウンターの小物おきやティッシュ箱も含めてシンプルですが、その奥にカウンターがつながる形で、カップボードと冷蔵庫の収まる棚があります。カップボードには、上段からワイングラス、湯呑み・グラス、コーヒーカップと各種食器が背面が鏡張りの棚に収まっています。そして、このカップボード小さな照明が仕込んであるため、側面のオレンジ色の格子柄のガラスが照らされ良いアクセントになっています。

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一泊しかしなかったので、そこまで堪能できたわけではないのですが、20平米を超えた部屋で、ディテールに拘った仕様にしていくと、急にホテルとしてのブランドレベルが一段階上がる、というのは体感するとよくわかりました。

自分が普段使いとして泊まりたいか、と言われると、別にこういう要素は求めていないのですが、実測やブログ記事を書くにはうってつけのホテルだな、というふうに思いましたし、こういう上品な空間に身を置いて休息したいという、少しリッチな層(大金持ちではない)にはちょうど良いのかもしれません。

最後にいつも通り図面を。緊急事態宣言も出て、GWの後半は大人しく暇することになりそうなので、この図面を着彩ないしデータ化してグレードアップしようかな、と検討中です。

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