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前立腺炎と鬱病と

こんにちは。お久しぶりです、元風俗店員です。
ロシアによるウクライナ侵攻から早1年以上が経過しました。
私が帰国してからと言うもの、この1年は激動と言ってよい1年でした。皆さんにとっては一体どんな1年だったのでしょうか?

さて、私事ではございますが、この1年を軽くご紹介したいと思います。

ロシアから帰国し、風俗店では一生の仕事にならぬと、なんとか食い扶持を求めて入社したのが、警備会社のSEC〇Mでした。運のよいことに総合職として入社したのでしたが、来る日も来る日も夜勤のみという勤務形態になかなか身体がついて行けず、お恥ずかしながらたった4ヶ月で退職と相成ったでした。去年の10月末のことです。

しかし世もまだまだ捨てたものではありません。幸か不幸か、そんな私を拾ってくれたのが、広告代理店最大手電〇の子会社でした。ここで私は管理職のような立場で雇われ、将来の幹部候補、年収1,000万円も必ず保証しますと、半ば口説かれる形で入社しました。去年の11月のことです。
入社してからしばらくは、業界最大手としての楽しさや、日本中のマーケティングを見ることのできる万能感によって、我が世の春が来たとばかり、天狗になっていたのでした。

しかし、そんな鼻っ面は膨大な業務とストレスによってあっという間にへし折られてしまいました。気が付けば9時に出社しては9時に帰るまで座りっぱなしと言った生活が続き、遂にはそのツケを支払うことになったのです。

半月ほど前の朝ことです。今日も一日がんばるぞい!と出社の準備をしていたら、何やら鼻につくアンモニア臭がするではありませんか。
「はて?」と目線をおろしてみたところ、そこにはズボンに広がった染みが見えたのです。まったく自覚のない尿漏れでした。

弱冠28歳にしての尿漏れです。それはそれは形容しがたい衝撃でした。

思い返せば、ここ数ヶ月、時折排尿時に痛みがあったものの「まぁ治るっしょ」と放置しておりました。これが病気の予兆でしたが、気が付く頃にはもう手遅れなのでした。

すぐさま近所の泌尿器科を受診しました。結果は前立腺炎と言う病気で、大腸菌が前立腺炎で繁殖し炎症を起こしているとの事でした。大体はセックスを通じて性病を移されて発症することが多い症状とのことでしたが、幸いにも(?)そのような心当たりもなく、原因は過労とストレスによるものでした。

サービス残業やサービス休日在宅勤務を含めると、まぁ80時間以上は残業はしていたでしょう。そのような生活が続くと、20代とはいえども壊れてしまうのでした。

更に不幸なことに、鬱病とも診断されてしまったのです。

鬱病とは無縁なノー天気さだけが取柄だと思っていましたが、一体これから私の人生はどうなるのでしょうか?

とりあえず現職の電〇は退職しようかなと考えております。あれだけ過労死や違法な労働で問題になった上に、オリンピックや万博で談合してるような組織ですからね。あんまり凝りていないようですから、これ以上所属していればもっと恐ろしいことになりそうです。

この1年と数ヶ月と言うもの、未知の国への期待と将来への希望は、戦争という形で壊されたり、這う這うの体で帰国し、いざ人生やり直しだ!と思って入社した会社では夜勤と過労で、ついには身体を壊したりしました。

おそらく、私の人生の中でもっとも濃密な時間だったことでしょう。

こうやってnoteのネタにできるのがせめてもの救いです。

鬱病がどんなものかはわかりませんが、まぁ少なくともロシアで戦争に巻き込まれるよりは楽でしょう。なんとか治して穏やかな日常生活を取り戻したいものです。

オチはありませんが、ご報告までに、、、
休養期間や有休消化でしばらくは時間が出来そうですので、気が向いたらまたnoteの更新もぼちぼちとやりたいと思います。

皆さんもどうかお身体には気を付けてください。身体を壊してからだと遅いので。。。

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