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Vol.8 街道バトル〜日光・榛名・六甲・箱根〜を語る その5(終)

※本記事は『Vol.7 街道バトル〜日光・榛名・六甲・箱根〜を語る その4』の続きです。

今回は街道バトルの世界観にまつわるお話をしていきます。

走り屋の世界を形作るライバルのキャラ設定とネットワーク

 街道バトルを語る上で外せない特徴が各ライバルのキャラ設定と走り屋のネットワークです。まずライバルのキャラ設定についてですが、本作には全部で200人のライバルがいます。そしてその全員に走り屋としての通り名、本名、プロフィール文が設定されております。ボスキャラ、ザコキャラ問わずです。本作の監修に携わった織戸学さんと谷口信輝さんのお二方もライバルキャラとして登場します。またライバルの中には毎日ホテルに牛乳を配達するハチロク乗りや第一いろは坂の黒いエボ3乗り、というような何処かで見た事あるようなパロディキャラクターも居ます。

 そしてもう一つの特徴である走り屋のネットワークというのは、街道の世界における掲示板(BBS)が存在し、その中で色々な走り屋達が書き込みを行っている物です。プレイヤーがまだ戦っていないライバルの書き込み、そのライバルがプレイヤーと戦った後の書き込み、その峠最速の走り屋からの挑戦状。そしてプレイヤーが色んなライバルに勝っていく事で掲示板上で噂されるようになっていきます。また特定の条件を満たすと現れる走り屋の情報や、チューニングパーツやセッティングに関するアドバイスも掲示板から入手する事が出来ます。

プレイヤーとバトルする前のライバルの書き込み。
特定の曜日や天候でのみ現れる走り屋の情報も。
ゲーム進行上には関係のない書き込みも。

 これら2つの要素が街道バトルの世界観に立体感やリアリティを与え、プレイヤーはあたかも本物の走り屋のコミュニティに居るかのような没入感を味わう事が出来ると私は考えております。
 あの峠を走ってみたい、あの車で走ってみたい、走り屋の世界を体験してみたい。街道バトルはそんな貴方の思いを叶えてくれるかもしれません。

(終)

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