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Vol.6 街道バトル〜日光・榛名・六甲・箱根〜を語る その3

※本記事は『Vol.5 街道バトル〜日光・榛名・六甲・箱根〜を語る その2』の続きです。

今回はゲームのシステムの面についてお話していきます。

走り屋の世界を味わうコンクエストモード


 ゲームのメインとなるコンクエストではプレイヤーが無名の走り屋として街道の世界にデビューします。昼は峠で開催されるレースイベントで賞金を稼ぎ、車の購入やチューニングを行います。またスポンサーテストに合格するとスポンサーと契約する事が出来ます。契約スポンサーのステッカーを貼る事でイベントでの賞金が増え、定期的に契約金を貰えます。夜は峠の走り屋とバトルをして界隈で名を上げ、走り屋の頂点を目指すというものです。その名前通り走り屋の世界をコンクエスト(制覇)していく訳ですね。

 またコンクエスト以外ではマシンの車格や排気量別にクラス分けされたレースを戦うカテゴリーチャレンジ、タイムアタック、ドリフトを競うCAアタック、2人対戦のVS等のモードが有り、アーケードゲームのように遊ぶ事も出来ます。保存したリプレイを観る事が出来るリプレイシアターも用意されてます。

ただの追いかけっこではないバトル 


 本作のバトル形式は非常にユニークで、SPバトル、CAバトル、TAバトル、CA TAバトルに分かれます(コンクエストモードの場合)。
 SPバトルはプレイヤーと相手にそれぞれSP(スピリットポイント)が設定されており、先にSPがゼロになった方が負けというシステムです。レース中の画面上部にSPの残量ゲージが表示されてます。相手よりも後ろを走っていたり、車を壁にぶつけたりしてしまうとSPが減ってしまいます。対戦格闘ゲームのシステムに近いです。両車ともSPがゼロでない場合は先にゴールした方が勝ちとなります。この時、SPの残量は一切関係有りません。つまり、相手よりSPが少なかったとしても先にゴールしてしまえば勝ちという訳です。尚、プレイヤー1人に対してライバルが2人掛かりで勝負を挑んでくる場合も有ります。
 CAバトルは指定された区間でドリフトによってCAポイントを稼ぎ、その記録を競うバトルで時間制限は有りません。TAバトルはライバルの記録に挑むタイムアタック、CA TAバトルは相手のタイムとCAポイントの両方を上回らなければならないバトルです。 
 一般的なレースゲームによくある「先にゴールすれば勝ち」という物とは性質が異なります。

SPバトル時のレース画面。画面上の左の赤いゲージがプレイヤー(私)、右がライバル(COM車)です。

Vol.7へ続く(3月14日公開予定)

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