Vol.38 レースゲームでのFドリの思い出話 その2

※本記事は「Vol.37 レースゲームでのFドリの思い出話 その1」の続きです。

舞台はサーキットから峠へ

 しばらくGT5でFドリをやっていましたが、ある時PS3が動かなくなり修理もしなかった為、ここで一旦Fドリから離れました。そして最後のプレイから数年程離れていたPS2のゲーム『KAIDO-峠の伝説-』にのめり込むようになります。峠の伝説は街道バトルシリーズの3作目にあたります。この時はFR車や4WD車でのドリフトをしばらくやっていました。RE雨宮製のフルエアロを装着したFD3Sや某豆腐屋仕様のAE86、FR風に味付けした涙目インプレッサやランエボ8MR等を使っていました。そんな中、峠の伝説でもFドリがしたいと思うようになり、Fドリを始めるようになります。
 Fドリで使用していたマシンはSPOONのデモカー風EK9、CL1アコードユーロRでした。EK9はノーズが入りやすくスパスパ向きを変えやすいマシン、CL1は長いホイールベースによりスライド状態が安定して続きやすいマシンでした。コースは主に八方ヶ原、たまに箱根七曲を走っていました。八方ヶ原は様々な種類のコーナーが揃っているコース、七曲はひたすらヘアピンが続くコースです。峠の伝説はGT5とは異なり、アナログスティックの操作での繊細なアクセルワークを行う事が出来ず、またそもそものゲームの物理エンジンが違う為、セッティングや操作の仕方でこれまでのノウハウが通用しない事がチラホラとありました。GT5の時に経験したフロントタイヤのグリップを効かせすぎると直ぐにドリフトから戻ろうとするのは峠の伝説でも変わらなかった為、この点に関してはGT5での経験が活きてきました。アクセルワークの繊細な調整が出来ない分、ある程度ラフなアクセル操作でもスライドが維持出来るように前後のタイヤのグリップバランスやデフの効かせ方を考えていました。
 Fドリ用のマシンは挙動のクセが強かったので、直線で真っすぐ走らせるのが大変でしたが、コーナーでスライドコントロールしている時は楽しかったです。少しブランクが空いてしまうと乗れなくなってしまいましたが…。

Vol.40へ続く

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