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Vol.40 ニードフォースピード アンダーグラウンド2を語る その1

 今回は以前紹介したニードフォースピード アンダーグラウンド(NFSUG)の続編、NFSアンダーグラウンド2(UG2)について紹介していきたいと思います。本作は2004年にエレクトロニック・アーツ(EA)から発売され、プレイステーション2、Xbox、ゲームキューブ、PC等様々なハードで展開されました。前作と同様、深夜の公道を舞台とした違法なカーレースや日本車を中心とするスポーツコンパクト(スポコン)がテーマであり、前作以上にゲーム版ワイルドスピードのような仕上がりとなっています(初期の頃のワイスピです)。また今作からフリーロームが追加され、自由にマップ中を移動できるオープンワールドゲームとなりました。気ままにドライブしながらカスタムショップに入ったりバトルをしたりと自由度が高くなり、よりストリートレーサーの気分を味わえる仕様となっています。

拡充したレースモード

 基本的なレースモードは前作NFSUGから引き継がれています。サーキットやドリフトについての説明は前作の紹介記事をご覧下さい。今回はNFSUG2から追加されたモードについて説明していきます。

NFSUGの記事はこちらから↓

 NFSUG2から追加されたレースモードはエンカウンターバトル、ストリートX、ダウンヒルドリフト、アンダーグラウンドレーシングリーグ(URL)等があります。
 エンカウンターバトルはフリーローム宙に、街中を自由に走り回っているストリートレーサーの車に1対1のTAIMANバトルを仕掛けるモードです。コースルート、ゴール地点は明確に定まっておらず、先行車の行くルートを後続車が追いかける形となります。先行車は後続車を300m引き離すと勝ちです。

画面左上にはライバル車との距離が表示されています

 ストリートXは名前こそストリートとついていますが、ドリフトモードのような閉鎖された周回コースをプレイヤーを含んだ4台でレースするモードです。アザーカーは居ませんが、N2O(ナイトロ)が使用できません。

ストリートXのコースの一つ
レーシングサーキットとは少し様相が異なります

 ダウンヒルドリフトは基本的にドリフトと同じルールですが、コースがクローズドサーキットではなく下りの峠道となっています。その為、アザーカーを上手くかわしながらドリフトする必要が有ります。ガードレールやアザーカーに衝突してしまうと加算中のポイントが無効になってしまいます。

ダウンヒルドリフトのプレイ画面
アザーカーを華麗にかわしてドリフト

 URLはクローズドサーキットもしくは空港の滑走路を利用した周回コースで行われるチャンピオンシップ形式のレースです。プレイヤーを含む6台の車で3、4レースを走り、各レースの順位に応じたポイントの合計で競い合います。ストリートXと同様にアザーカーが居ませんがN2Oは使用可能です。

URLに登場する滑走路を使用したサーキット

ストリートXやURLのような閉鎖された周回コースでのレースが増えたことで、前作よりも純粋なドライビングテクニックが要求される事が多くなりました。私がプレイした時は終盤のURLのレベルが高く感じ、かなり苦戦したのを今でも覚えています。

Vol.41に続く

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