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Vol.20 首都高バトルZEROを語る その3

※本記事は『Vol.19 首都高バトルZEROを語る その2』の続きです。

首都高バトル名物「SPバトル」

 本作のライバルとのバトル形式は一貫してSPバトルという物になっております。SPバトルはプレイヤーと相手にそれぞれSP(スピリットポイント)が設定されており、先にSPがゼロになった方が負けというシステムです。レース中の画面上部にSPの残量ゲージが表示されてます。相手よりも後ろを走っていたり、車を壁にぶつけたりしてしまうとSPが減ってしまいます。仮にプレイヤーが前を走っていたとしても、何かの拍子でクラッシュしてしまいSPが0になるとその時点で負けとなります(逆にプレイヤーが後ろを走っている時にライバル車のSPがクラッシュで0になった場合はプレイヤーの勝利となります)。尚、ジャンクションでプレイヤーとライバルが別々のルートに分かれてしまった場合は引き分けとなります(例:江戸橋ジャンクションでライバル車がC1内回り、プレイヤーが新環状右回りにそれぞれ分かれる)。

画面上に表示されるゲージがSP
左はプレイヤー、右はライバルのSPゲージ

以前紹介した街道バトルでもSPバトルが有りましたが、元々は首都高バトルシリーズの為の物でした。

街道バトルの記事はこちらから

 バトルは高速を巡回している時に、勝負をしたいライバル車の後ろでパッシングをする事でバトル開始となります。逆にライバル車からパッシングを受けてバトルを仕掛けられる事や、相手にバトルをする意志が無い場合は断られる事も有ります。

 本作はクローズドサーキット化されたという設定ではなく、れっきとした一般道なのでトラックやタクシーのようなアザーカー(一般車)も走っています。その為、アザーカーの動きを読む事や、遠くに見えるアザーカーに出来るだけ早く気づいてレーンチェンジの判断を行う事も重要なテクニックとなります。またライバル車が自車よりもハイパワーである場合は、C1や新環状のようなテクニカルなコースでバトルを仕掛けるのも一つの戦略です。

独特な操作性

 操作してみた感想ですが、コントローラーの入力操作に対してクイックな印象を受けました。また、滑りやすい挙動で、フルチューン車にもなるとパワーに対して足回りの動きが追い付かない事も多々有りました。そして個人的に気になったのは背景が車の動きに合わせて一緒に動く事です。道路のすぐ近くにあるビル達は問題無いのですが、遠くに見えるビル群の景色がプレイヤーの車の向きに合わせて動いてしまい、とても違和感が有りました(人によってはすぐに酔ってしまう可能性も…)。

Vol.21に続く(3月28日公開予定)

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