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聴く側→演奏者→音響スタッフ!?

10月1日、2日と小森まなみさんのラジオ番組で繋がりの出来た2組の音楽仲間のライブがあり出掛けて来ました。

まずは新橋AMAZING SPACEで10月1日に開催された江鳩なぎささんのバースデーライブ「なぎさバースデーライブ ありがとうが言いたくて」

江鳩なぎささんは、以前小森まなみさんのラジオ番組の30周年記念に作曲の「Talk Jocky~優しい声をありがとう~」と言う曲を提供させていただいたアーティストさんでもあり、コロナ禍に入る前以来なのでかなり久し振りに生歌を聴けた感じになりました。

江鳩なぎささんのライヴでのサポートピアニストの佐藤めぐみさんはJULEPSでピアノを弾いていた方と同一人物と言う偶然があり、10年ほど前、母の余命宣告を受けた時、JULEPSの「旅立つ日」と言う曲を何度も聴いていたという思い出がありました。
江鳩なぎささんの暖かみと透明感のある歌声と佐藤めぐみさんのピアノがとても素敵な組み合わせで、心の栄養をチャージして来た感じになりました。
途中では裏方でミキシングをされていたisaoさんのギターでの飛び入り演奏もあり、綺麗なハーモニーに包まれて心穏やかな時間を過ごせました。

写真は江鳩なぎささん筆の書で来場者ひとりひとり違うものが入っていました。
妻と私のを並べると「君を大切に」と「まっすぐ進も」となります。

そして、夜行バスにて名古屋へと向かい、翌日はこちらも小森まなみさんのラジオ番組を通じて知り合った、マギーさんのライブ「マギー トーク&ライブ with 仲間たち」に参加してきました。

当初はこちらも聴く側で行く予定で午前中は名古屋観光、午後はライヴと言う流れのはずだったのですが、栃木から来るゲストミュージシャンが来られなくなったとの事で、1週間ほど前に「ざくろに何か1曲弾いて欲しい」と言う依頼があり、午前中のリハーサルから参加となりました。
演奏させていただいた作品は、合成音声と生演奏を組み合わせての「Precious Day's~大切な日々~」の特別アレンジ版でした。
リハーサルの時に現場にある音響機材にリバーブ機能が無いと言う問題が見つかり、なかなか思うように音のバランスが作れない様子の中で私のピアノと合成音声のリハーサルとなった為、「音響機材の操作もざくろさんにお願いしても良いでしょうか?」と言う話になり、前日のisaoさんの逆パターンのような状態となりました。

主役はマギーさんでしたが、ご主人も登場して1曲歌ったり、フルート奏者の方々が入ったり、途中でダンスが入ったりと場面転換と共に音響バランスも調整が必要だった為、自分の演奏以外の時はミキサーを操作していると言う状態でした。

今まで、商店街のストリートライブに呼んで頂いた事もありましたが、音響機材は操作して頂き、自分は演奏に専念と言うのがメインだった為、初めての経験となりましたが、コロナ禍で遠隔録音でのミキシングなども多数行っていた為、何とか無事に終える事が出来ました。

ライヴ自体もとても感動的で、「Precious Day's~大切な日々~」の曲の前に、マギーさんがこの曲を聴いて書いて下さったポエムの朗読があり、演奏に入ると言う流れになったり、その後に、ご主人とのエピソードの語りがあり、曲の歌詞とエピソードの合わさり方もとても印象に残るものになりました。

「Precious Day's~大切な日々~」原曲はこちらでお聞きいただけます。


写真はピアノを弾くざくろと椅子の上に置かれたスピーカーから
合成音声による歌声を流している場面(リハーサル中に撮影)

ライブ内でマギーさんが病気について話していた場面では余命についての話しもあり、前日の佐藤めぐみさんのピアノの音色やかつて聴いていたJULEPSの「旅立つ日」の事なども思い出してしまいました。

偶然なようで偶然じゃない縁が重なり合うような不思議な感覚がしています。

音楽には人の心を癒す力やナチュラルキラー細胞を活性化する効果もあると言うので、これからも音楽で沢山の人に笑顔を届けられてらとも思いました。
10月は小森まなみさんの誕生月でもあり、RADIコミが始まったのも1984年の10月13日だったなど、小森まなみさんのラジオ番組とは縁の深い月なのですが、私自身も小森まなみさんが縁となって作曲家の道に進んだ一人として、とても良い経験をさせて頂いた気がしています。

改めて、2日間に渡り、素敵なご縁を頂けたことに感謝申し上げます。

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